星座八十八夜 #14 小さな月桂樹の冠「みなみのかんむり座」

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〈ヘルクレス座〉と〈うしかい座〉の間に〈かんむり座〉がありますが、〈いて座〉のそばにも、もう少し小さい〈みなみのかんむり座〉があります。

【2023年8月15日 アストロアーツ

星座八十八夜

「スマホで楽しむ星空入門」より抜粋)

見どころ

南の低いところにあり、4等星ばかりであまり明るい星のない小さな星座です。そのため、星のよく見えるところでないと見つけにくいでしょう。空がじゅうぶんに暗ければ、〈いて座〉の目印「南斗六星」の下の方を眺めていると、自然に半円形に星が並んでいるのが見えてきます。

みなみのかんむり座

星座の起源

古代バビロニアで「小舟」と呼ばれた星座が〈みなみのかんむり座〉のことではないかという説があります。ギリシア時代になると冠の星座が2つあるといわれるようになりました。しかし、北の〈かんむり座〉と違ってこちらにはとくに有名な神話は伝えられていません。

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