星座八十八夜 #74 ライオンによりそう小ライオン「こじし座」

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百獣の王ライオン=〈しし座〉と〈おおぐま座〉の間に見える小さな星座です。名前は「小ライオン」ですが、〈しし座〉とは、星座の由来にとくにつながりはありません。

【2024年3月29日 アストロアーツ

星座八十八夜

「スマホで楽しむ星空入門」より抜粋)

見どころ

もともとこのあたりには星座がなく、17世紀の末にドイツの天文学者ヘベリウスが、星図の空白を埋めるために新しく作った星座です。

そのため、とくにこの星座の神話や伝説はありません。こういうと、つまらない星座のように思えるかもしれませんが、4等級から5等級の星が4つ真横に並んだわかりやすい星座で、頭のところにある10番星と9番星は肉眼で見えるぎりぎりの二重星になっています。

こじし座
〈こじし座〉(上)と〈しし座〉

88星座の見所を紹介!「スマホで楽しむ星座入門」

「スマホで楽しむ星座入門」では、いつどのように見えるの?星座誕生の由来は?などを星座一つ一つについて紹介。星空観察の入門にピッタリな一冊です。神話のエピソードや星座どうしの意外なつながりなども見えてきますよ。デジタルアーティストKAGAYAの美しいイラストが誌面を彩ります。

スマホで楽しむ星空入門」では、星図アプリ「星空ナビ」とも連動。二次元コードをスマートフォンで読みとると、夜空の中で星座が見える方向を教えてくれる「ガイド機能」が使えます。見つけにくい星座も「星空ナビ」を使って、実際の夜空で探してみましょう!

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