星座八十八夜 #70 喜望峰に実在する山の星座「テーブルさん座」

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実在する地名が付いた星座です。名前の由来は山頂が平らな山の形からきています。

【2024年3月15日 アストロアーツ

星座八十八夜

「スマホで楽しむ星空入門」より抜粋)

見どころ

「テーブル山」とは、アフリカ南端に実在する山の名前です。この星座を設定したラカイユは、アフリカの南端、喜望峰へ出張したことがあり、その時期には毎日、テーブル山を見ながら暮らしていたと思われます。文字どおり山頂がテーブルのように平たい山で、フランス人のラカイユには、ヨーロッパアルプスやピレネー山脈とは異なるこの山の姿が強く印象に残ったのでしょう。

この〈テーブルさん座〉と〈かじき座〉の境界線上に「大マゼラン雲」が見つかります。星座絵で見ると「大マゼラン雲」がちょうどテーブル山にかかる雲のように描かれています。

テーブルさん座

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