星座八十八夜 #16 ガチョウをくわえたキツネ「こぎつね座」

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17世紀、夏の大三角の真ん中の明るい星のないところに新しい星座が作られました。

【2023年8月22日 アストロアーツ

星座八十八夜

「スマホで楽しむ星空入門」より抜粋)

見どころ

〈はくちょう座〉のクチバシのそばの4等星から、右の羽の先に並んだ星たちが〈こぎつね座〉です。明るい星はありませんが、鉄アレイのような形をした惑星状星雲「あれい状星雲」M27がこの星座にあることで有名です。

こぎつね座

星座の起源

この星座の歴史は新しく、17世紀にヘベリウスが「こぎつねとがちょう座」として、設定しました。現在では「がちょう」の名は消え去り、「こぎつね」だけが残っています。とくにこの星座にまつわる物語はありません。

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