H-IIAロケット48号機打ち上げ成功、衛星を正常に分離

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日本の情報収集衛星「光学8号機」を搭載したH-IIAロケット48号機が、1月12日に種子島宇宙センターから打ち上げられた。ロケットは計画通りに飛行し、衛星は正常に分離された。

【2024年1月12日 三菱重工業株式会社

1月12日13時44分26秒、日本の情報収集衛星「光学8号機」を搭載したH-IIAロケット48号機が鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。14時過ぎに衛星は正常に分離され、打ち上げは成功した。当初打ち上げは11日に予定されていたが、悪天候が予想されたために1日延期されていた。

 H-IIAロケット48号機の打ち上げ
H-IIAロケット48号機の打ち上げ(提供:三菱重工業株式会社

光学8号機は内閣衛星情報センターによって運用され、日本の安全保障や大規模災害への対応などに関わる画像情報の収集を行う。

H-IIAロケットの打ち上げは、今回で41機連続成功となった。部品や材料の枯渇のためH-IIAロケットの打ち上げは50号機までの計画となっており、以降はH3ロケットに引き継がれる。H3ロケット2号機の打ち上げは2月15日に予定されている。