「猪名川天文台」のプラネタリウムがリニューアル

このエントリーをはてなブックマークに追加
兵庫県猪名川町の「猪名川天文台」のプラネタリウムがリニューアルした。

【2025年1月15日 アストロアーツ】

兵庫県猪名川町にある公開天文台「猪名川天文台(アストロピア)」のプラネタリウムが、このたびリニューアルされました。

猪名川天文台
猪名川天文台

新しいプラネタリウムは大平技研社製光学式プラネタリウムの「メガスターCLASS」とアストロアーツ社製デジタルプラネタリウムソフトウェア「ステラドームプロ」の連動システムを採用しており、直径5mのプラネタリウムドーム全体にリアルな星空や宇宙の姿を再現します。

メガスターCLASSは、メガスターシリーズの中で最も小型・軽量ながら、100万個の恒星原盤を内蔵しており、非常にリアルな星空を投影可能です。一方、ステラドームプロはメガスターCLASSと連動し、星座線や星座絵を同期して投影できます。また、動画再生や宇宙飛行シミュレーションなど、デジタルプラネタリウムとしてのフルスペック機能も搭載されており、非常にリーズナブルな価格で提供されるハイブリッドシステムとなっています。

投影の様子
投影の様子

猪名川天文台は口径50cm反射望遠鏡で本物の天体を観測できるだけでなく、プラネタリウムで星空の解説を楽しめる複合的な天文施設です。今回のリニューアルによりプラネタリウムの性能が大幅に向上し、さらなる魅力が加わりました。台長の田渕弘一さんは「以前より格段に明るく、より美しいプラネタリウムになりました。多くの方々にご来場いただき、星空を楽しんでいただければと思います」とコメントしています。

お近くにお越しの際は、ぜひ猪名川天文台を訪れてみてはいかがでしょうか。

〈関連リンク〉

関連記事