横浜でKAGAYA展「天空の歌」スタート

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星景写真家・プラネタリウム映像クリエイターのKAGAYAさんによる展覧会「天空の歌」が横浜そごうにて4月11日から始まった。

【2026年4月12日 星ナビ編集部

星ナビで「KAGAYA通信」を連載中の星景写真家・プラネタリウム映像クリエイターKAGAYAさんは、世界各国、日本各地で星空を中心に美しい写真・映像を撮影している。身近な月や惑星、星座の写真とともに「空をご覧ください」と語りかけるSNSの投稿も人気で、Xの総フォロワーは100万人を超える。

横浜のそごう美術館でスタートした「天空の歌」は5月31日までで、KAGAYAさんにとって2022年の「星空の世界展」、2024年の「星空の世界 天空の贈り物」に続いて同会場で3回目の展示会となり、新作も含めたおよそ100点の作品を見ることができる。風景の中の星空をとらえた「星景写真」の隣には写っている天体の名前を記したミニパネルがあり、季節の星座を感じたり南半球の星の見え方がわかったりと、「鑑賞作品」からさらに星空に一歩踏み込んだ楽しみ方ができるのも特徴となっている。

展示会入口パネル
入口の特大パネル前のKAGAYAさん。オープン前日に行われたスペシャルトークイベントの案内には「注:天文現象の発生により、形式が変更になる場合がございます」の文字が。「MAPS彗星が崩壊せず明るくなっていたら見に行って、トークは現地からの中継になる可能性があったので…(笑)」とのこと。さすがKAGAYAさん

来場者が引き込まれる「仕掛け」も各所に散りばめられている。川の流れやイルカの遊泳が足元に広がる投映ゾーンや、縦長の映像で夜空を見上げる気分を体感するモニター、横幅8mの大画面と床面に映し出されるタイムラプス映像で風景に没入できるコーナー、また天体写真ファンには撮影機材の展示も見逃せない。スポットライト照明を駆使して、月面や皆既日食コロナ、パール富士などを実際の輝きに近いまぶしさで再現した作品も必見だ。連載「KAGAYA通信」で掲載された作品も多数展示されている。大きなパネルで改めてその美しさに浸ってほしい。

床面投映
壁の作品を眺めながら、床に投映された映像作品も一度に体感できるゾーンも。右奥の月面写真はスポットライト照明を当てることで「ほんものの満月」のようなまぶしさを演出。写真では白トビしてしまうのが逆にリアルだ。

会場ではオリジナルグッズのほか、4月末に発売予定の書籍「天空の贈り物を探して」(河出書房新社)の先行販売もあり、展示会の余韻をそのまま持って帰れるのも嬉しい。また、会場から徒歩10分の「コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA」ではKAGAYAスタジオのプラネタリウム番組「星の旅 −世界編− 特別ロングバージョン」も上映中だ。相互利用特典が用意されているのであわせて訪れてみよう。

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