2019年7月10日 土星がいて座で衝

このエントリーをはてなブックマークに追加
宵のころ南東の空に見える土星が、7月10日に衝となる。一晩中見えるので観察の好機だ。

より詳しくは「土星特集」をご覧ください。

2019年 環のある星 土星


星図

宵のころ南東の空に見えている土星が、7月10日にいて座で衝となる。太陽‐地球‐土星がまっすぐに並び、一晩中見やすい時期だ。

同じ時期に南の空に見える木星よりは暗いものの、土星も0.1等級とかなり明るいので、肉眼でもすぐに見つけられる。空の条件が良いところでは土星の右に天の川も見えるだろう。また、天体望遠鏡を使うと環が見えていっそう面白い。ここ数年は地球から見て環が大きく傾いた状態になっており、いかにも土星らしい姿を楽しめる。今シーズンの土星の見ごろは11月中旬ごろまでだ。本州付近での南中高度は30度ほどとあまり高く上らないが、同時期に見ごろを迎えている木星と共に観察してみよう。

関連商品

2025年の見逃せない天文現象と星空の様子を紹介したDVD付きオールカラームック。DVDにはシミュレーションソフトやプラネタリウム番組を収録。11月14日発売

タグ

〈関連リンク〉