2025年6月1日 金星が西方最大離角

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2025年6月1日、未明から明け方の東の低空で輝いている明けの明星の金星が太陽から最も離れて西方最大離角となる。

星図

未明から明け方に東南東の空に輝く「明けの明星」の金星が、6月1日に太陽から最も離れて西方最大離角となる。

今シーズンの金星は4月中旬ごろから10月中旬ごろまで明け方の空に見える。日の出60分前の高度は最高でも20度ほどとやや低めだが、その圧倒的な輝きで早起きの人々の目を引くだろう。毎月20日前後に起こる細い月との共演(7月22日/8月21日など)や、8月中旬の木星との大接近、9月中旬のレグルスとの大接近なども楽しみだ。

2025年5~11月の見え方
2025年5~11月の、日の出45分前の位置(場所の設定は東京)。金星の見かけの形状は大きく描いている

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