「エンデバー号」、最後の打ち上げ成功

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【2011年5月17日 NASA

スペースシャトル「エンデバー号」が最後の打ち上げに成功した。国際宇宙ステーションに6名のクルーと様々な物資を運び、6月1日に地上に帰還する予定となっている。


(STS-134エンデバー号打ち上げの画像)

国際宇宙ステーションに向け最後の打ち上げに成功した「エンデバー号」。クリックで拡大(提供:NASA)

NASAのスペースシャトル「エンデバー号」が米国東部時間5月16日午前8時56分(日本時間同午後9時56分)に米・フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられ、地球周回軌道に入った。

Mark Kelly氏ら6名のクルーが搭乗する「STS-134」ミッションでは、反物質や暗黒物質の探索、宇宙線の測定などによって宇宙の起源を探る「アルファ磁気スペクトロメーター」、予備の通信アンテナやカナダのロボットアームである「デクスター」の予備パーツなどを国際宇宙ステーション(ISS)へ運ぶ。船外活動は4回を予定している。

これが25度目にして最後のフライトとなるエンデバー号は、5月18日にISSとドッキングし、6月1日に再びケネディ宇宙ステーションに帰還する予定となっている。

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