KISSプロジェクトで超新星2013alを発見
【2013年3月13日 CBET 3438】
長野県木曽観測所の超新星探査プロジェクトで3日、おおぐま座方向の銀河に超新星2013alが発見された。同プロジェクトによる超新星発見はこれで7個目となる。
長野県の木曽観測所での超新星探査「KISSプロジェクト」で3月3.34日(世界時)、おおぐま座方向にある銀河(SDSS J111454.06+293508.6)に超新星2013alが19.2等で発見された。欧州のチームによる分光観測から、極大時あるいは直後のIa型超新星とみられている。
超新星の位置は以下のとおり。
赤経 11時14分54.07秒 赤緯 +29度35分06.0 秒(2000.0年分点) 銀河SDSS J111454.06+293508.6周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星
昨年4月の開始以来、KISSプロジェクトによる超新星発見は今回で通算7個目となる。
超新星2013alの位置
この天体を天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ」で表示して位置を確認できます。ご利用の方は、ステラナビゲータを起動後まず「ツール」メニューから「データ更新」を行い、新天体データを取得してください。