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台風一過の夜空はどこまでも高く澄み渡り、宇宙の広がりを感じさせてくれる。双眼鏡や望遠鏡で見るアンドロメダ大銀河の雄大さは格別だ。12日の中秋の名月は、月見団子を御供えして風流に迎えてみたい。 |
夏の大三角形(こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブ)が天頂に輝いている。東の空には秋の星座たちが昇ってくるが、明るい星が少なく寂しい感じだ。南東の空には秋のひとつ星、みなみのうお座のフォーマルハウトが輝いている。やぎ座の三角形の星の並びも印象的だ。
北東の空にはペガスス座に続いてアンドロメダ座が昇り、秋の星座物語の登場人物たちが次々と姿を現わし始める。
今月のイチオシ:くじら座のο星は、332日の周期で2等から10等まで明るさが変わる星で、「不思議なもの」という意味をもつ「ミラ」という名前のつけられた変光星だ。このミラが極大となって(27日)明るく見やすくなっている。この時期は夜半前に東の空から昇ってくるので観測は楽だ。 |
水星…×見えない
金星…△夕方西低い
火星…△明け方東低い
木星…◎夜中東高い/おすすめ
土星…◎夜中東高い/おすすめ
天王星…△夕方南東
海王星…△夕方南南東
冥王星…×夕方南西
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