星座八十八夜 #38 ケイセルの動物シリーズ「ほうおう座」

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「ケイセルの南天12星座」の一つです。何度もよみがえる伝説の不死鳥フェニックスを表しています。11月の21時ごろが見ごろでしょう。

【2023年11月10日 アストロアーツ

星座八十八夜

「スマホで楽しむ星空入門」より抜粋)

見どころ

〈ほうおう座〉は秋から冬の、南の地平線付近に見える星座です。沖縄まで南下すると、星座全体が地平線の上に姿を現します。2等星や3等星でできた星座なので、〈エリダヌス座〉の南の終点の明るい星アケルナルを目印にすれば、〈ほうおう座〉の形をたどることも難しくありません。

〈ほうおう座〉は歴史の新しい星座で、16世紀にケイセルが、〈つる座〉とともに設定しました。「ほうおう」を漢字で書くと「鳳凰」となり、すぐとなりの〈つる座〉の「鶴」と並んで、縁起のよい鳥ということになります。

ほうおう座
ほうおう座(上)

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