星座八十八夜 #54 ラカイユの美術道具シリーズ「がか座」

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「画家」ではなく、画家の使う「画架」の星座です。絵を描くときキャンバスをのせる「イーゼル」といえば、わかる人も多いのではないでしょうか。冬に南の空の低いところに見えます。

【2024年1月12日 アストロアーツ

星座八十八夜

「スマホで楽しむ星空入門」より抜粋)

見どころ

〈がか座〉は、18世紀にフランスの天文学者ラカイユによって作られた、南天の新しい星座の一つです。最初は「画架とパレット」という名前でした。

〈がか座〉は〈はと座〉と〈ちょうこくぐ座〉の下にある星座で、東京では冬の南の地平線に星座がちょっとだけしか姿を現しません。沖縄まで南下すると、ようやく星座全体が地平線の上にのぼります。最も明るい星でも3.2等級、ほかは4~5等級と暗いので、星座の形をたどることは難しいですが、〈りゅうこつ座〉のカノープスのすぐ西側にあるので、場所だけはすぐにわかります。

がか座
左が〈がか座〉

88星座の見所を紹介!「スマホで楽しむ星座入門」

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