2025年1月12日 火星が地球と最接近

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2025年1月12日、火星と地球が約9600万kmの距離まで最接近する。

詳しくは「火星特集」をご覧ください。

2024~2025年 火星


星図

1月12日、火星と地球が最接近する。

17日に衝を迎える火星はこの時期、一晩中見ることができる。マイナス1.4等級で輝き、赤さや明るさが目立っている。おうし座の1等星アルデバランやオリオン座の1等星ベテルギウスと見比べてみよう。ふたご座のポルックス、カストルと並んで「三つ子」のようになっている光景も面白い。

火星と地球は約2年2か月ごとに最接近するが、火星の軌道が楕円であるため最接近時の距離は約6000万kmから約1億kmまで大きく変化する。今回の接近距離は約9600万kmで、最接近とはいえかなり遠いが、火星と地球の距離がこれよりも小さくなるのは6年以上も先になるので、今回の機会にしっかりと見ておこう。

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