2027年の暦要項発表、8月にアフリカ北部などで皆既日食

このエントリーをはてなブックマークに追加
国立天文台から、来年2027年の「令和9(2027)年暦要項」が発表された。日本で見られる日食・月食はない。伝統的七夕は8月8日、中秋の名月は9月15日。

【2026年2月2日 国立天文台】

国立天文台では、国際的に採用されている基準暦に基づいて、太陽・月・惑星の視位置など諸暦象事項を推算し、「暦書」として「暦象年表」を発行している。ここから主要な項目を抜粋したものが暦要項で、国立天文台で推算した翌年の暦(国民の祝日、日曜表、二十四節気および雑節、朔弦望、東京の日出入、日食・月食など)が掲載される。

暦要項は毎年2月の最初の官報で翌年分が発表されることになっており、2日に「令和9(2027)年暦要項」が発表された。主な内容は以下のとおり。

令和9(2027)年の国民の祝日

| 祝日 | 日付 | 祝日 | 日付 |
| 元日 | 1月 1日 | 海の日 | 7月19日 |
| 成人の日 | 1月11日 | 山の日 | 8月11日 |
| 建国記念の日 | 2月11日 | 敬老の日 | 9月20日 |
| 天皇誕生日 | 2月23日 | 秋分の日 | 9月23日 |
| 春分の日 | 3月21日 | スポーツの日 | 10月11日 |
| 昭和の日 | 4月29日 | 文化の日 | 11月 3日 |
| 憲法記念日 | 5月 3日 | 勤労感謝の日 | 11月23日 |
| みどりの日 | 5月 4日 |
| こどもの日 | 5月 5日 |
  • 3月22日は休日となる。上記のうち土曜日になる日はない。

2027年の日食・月食など

2027年には、世界全体で日食が2回起こる。月食(本影食)はない(以下で日時は日本時)。

日食

  • 2月7日:金環日食(中心帯:チリ、アルゼンチン/部分食:南太平洋、南アメリカなど)
    日本からは全く見えない。
  • 8月2日:皆既日食(中心帯:アルジェリア、チュニジア、リビア、エジプト、イエメンなど/部分食:ヨーロッパ全域、アフリカ北部・中部、中東、インドなど)
    日本からは全く見えない。

2027年8月2日の皆既日食
8月2日の皆既日食。エジプトのルクソールでは現地12時過ぎに高度80度で継続時間6分20秒の皆既食が見られる(「ステラナビゲータ」で作成)

月食

  • 2月21日、7月19日、8月17日に半影月食が起こる。

惑星食

  • 日本から見えるものは起こらない。世界全体では水星食5回/金星食2回/火星食1回/木星食4回。

満月

  • 2027年の12回の満月のうち、最も大きく見えるもの(望の瞬間に月の地心距離が最小となるもの)は1月22日の満月(22~23日の月)。また、最も小さく見える(地心距離が最大となる)のは7月19日の満月(18日~19日の月)。

その他

以下で「旧暦」は「かつて用いられていた天保暦と同様の決め方による暦」と考えるものとする。

  • 伝統的七夕:8月8日
    二十四節気の一つ「処暑」(2027年は8月23日)の直前の新月の日(旧暦の七月一日。2027年は8月2日)を1日目として、7日目(旧暦七月七日)が伝統的七夕の日となる。
  • 中秋の名月:9月15日
    「秋分」(2027年は9月23日)の直前の新月の日(旧暦の八月一日。2027年は9月1日)を1日目として、15日目(旧暦八月十五日)が中秋の名月の日となる。2027年の場合、日付上は満月の1日前になる。また「後の月(旧暦九月十三日)」の日は10月12日。

タグ