StellaImage4 機能概要
階調・色調補正
- 画像のピクセル値を変更せずにレベル調整を行なうので、何度でもレベル調整を繰り返すことができます。
- 「デジタル現像」は、冷却CCDカメラの広いダイナミックレンジを圧縮し、バックグラウンドから恒星までバランスの良い階調に整えます。
- 「Labカラー調整」を使えば、シャドウとハイライトのカラーバランスを崩すことなくカラーを強調することができます。
- 天体の構造を見やすく表示する擬似カラー機能を搭載。
- レベル調整
- レベル範囲外切詰め
- 自動レベル調整
- 自動レベル調整値取得
- 自動レベル調整設定
- トーンカーブ調整
- 明るさ/コントラスト
- デジタル現像/色彩強調
- 疑似カラー
- 階調減
- カラーバランス
- Lab色彩調整
- ヒストグラム・イコライゼーション
- 反転
画像合成機能
- 「コンポジット合成」では、基準点となる恒星を指定することで、自動的に位置合わせを行なえます。2点を指定すれば画像の回転にも対応します。
- コンポジットの加算を繰り返しても階調が飽和することはありません。
- 冷却CCDのカラー合成に必須な「LRGB合成」を搭載。
- 冷却CCDのブルーミングを除去する「ノンブルーミング回転合成」用のコンポジット機能。
- 撮影範囲の異なる複数の画像をつなぎ合わせる「モザイク合成」機能。
- コンポジット
- モザイク合成
- RGB合成
- CMY合成
- LRGB/WCMY合成
- RGB3色分解
- CMY3色分解
- 基準点指定
フィルタ
- 恒星をシャープにみせる「スターシャープ」「スターエンハンス」を使えば、よりシャープな天体画像に仕上げることができます。
- 恒星以外の背景や星雲のみを滑らかにしたい場合には「ネビュラスムース」が最も有効です。
- 冷却CCD画像に特有のホットピクセル、クールピクセルを除去するフィルタを搭載。
- ユーザー定義のフィルタを作成可能。
- ぼかし(平均値、輪郭を除く、中央値、ガウス)
- バックグラウンドスムース
- ネビュラスムース
- シャープ(標準、輪郭のみ、アンシャープマスク)
- スターシャープ
- スターエンハンス
- カスタム
- ミニマム/マキシマム
- ホット/クールピクセル除去
画像復元
- 大気の揺らぎによる天体像の拡散を復元する画像復元機能を搭載しています。
- 拡散の度合いを計測する機能を搭載。
- プレビュー表示を見ながらパラメータを設定することが可能です。
- 月、惑星の画像でもサンプル表示を見ながら最適な設定ができます。
- 画像復元(ウィーナー、最大エントロピー法、ルーシー&リチャードソン法)
- PSF測定
バッチ処理
- 多量の画像をまとめて合成することができます。
- 画像を1枚ごとに確認するサンプル表示機能があるので、多量の画像から合成するのに良い状態の画像ファイルだけを合成前に選択できます。
- 「メトカーフ合成」を使えば、モーションを設定することで正確に移動天体に合わせてコンポジットできます。
- ダーク、フラット補正およびホットピクセル、クールピクセル除去もバッチ処理可能。
- 多数の画像の基準点もまとめて処理可能。
- コンポジット
- 基準点指定
- ホット/クールピクセル除去
- 個別ダーク/フラット補正
- 共通ダーク/フラット補正
測定機能
- 標準星を指定し等級を設定することで、光度測定ができます。
- 画像のヘッダ情報の撮影日時順に表示するブリンクコンパレータ機能。
- 画像の階調の変化を2次元または3次元のグラフとして表示するグラフ機能。
- 2D・3Dグラフ表示
- 距離測定
- ピクセル情報
- 計測
- 光度測定
- 2Dグラフ
- 3Dグラフ
- ブリンクコンパレータ
- 測光機能
その他
- 冷却CCD画像に必須のダークフラット補正。
- 階調を等光度曲線にすることができます。
- 皆既日食のコロナのディテールを強調する「ローテーショナル・グラデーション」。
- 惑星像を簡単に展開する「惑星展開図」。
- 周辺減光や傾斜カブリを補正する「周辺減光/カブリ補正」。
- ダーク/フラット補正
- 演算
- 画像解像度
- 画像サイズ
- ソフトビニング
- 等光度曲線
- ローテーショナル・グラデーション
- 惑星展開図
- 輪郭検出
- 周辺減光/カブリ補正
- 文字・丸・四角描画
- モニタ補正
- 左右反転
- 上下反転
- 画像回転
- スクロール
- 画像情報
○入力フォーマット
※各社のRaw画像は、ホワイトバランス、コントラスト、デジタルゲインなどの変更は行わず、撮影時に保存された状態で読み込まれます。
※各社のRaw画像の撮影情報等は、[画像情報]ダイアログから[FITSヘッダ]ボタンを押して、見る事ができます。ただし、撮影情報の値に関する詳細につきましては、問い合わせがあっても答えられません(これらの撮影情報は、メーカー側のTag一覧に基づき、出力された値を、文字列に変換してFITSヘッダに代入したものです。またAPEX(露出量)値については、変換した値も表示しています)。
○出力フォーマット
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