進化する虎ノ門にプラネタリウムがやってきた

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虎ノ門ヒルズの開業で再開発が進む都心に現れたプラネタリウム。フルオープンを迎えた「港区立みなと科学館」を取材しました。

【2020年7月10日 星ナビ編集部

写真・文:荒井憲子

東京都港区虎ノ門にある気象庁のビル1階・2階にできた「港区立みなと科学館」は、本来なら2020年4月にオープン予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で開館が延期され、6月になってフルオープンを迎えました。導入されたのは五藤光学研究所のプラネタリウム「オルフェウス・ハイブリッド」です。現在投影中の3本の番組は星空生解説付き。5名の解説員がそれぞれの持ち味を活かしたオリジナルトークで盛り上げます。

プラネタリウム
(左)港区立みなと科学館のある気象庁のビル。(右)プラネタリウムでは、現在「HAYABUSA2~REBORN」や、オリジナル番組「港区の時刻(とき)−MINATO-CITY a Portrait In Time」などを投影中

館1Fには常設展示コーナーもあり、港区の自然や街・海について常駐のスタッフが詳しく解説してくれます。プラネタリウムは有料ですが、展示コーナーだけなら無料というのも嬉しいところ。気象庁のビル内にあるというだけでなく、番組や企画展についても気象庁や自然科学研究機構と協賛・連携の協定をしているのが特徴で、併設の「気象科学館」も同時に見学できます。

虎ノ門ヒルズ駅、神谷町駅、虎ノ門駅から徒歩数分という好立地で、しかも夜8時までオープンしているので、仕事帰りにプラネタリウムを楽しむこともできます。気軽に訪れて、素敵な音楽と星空でリラックスできる新しい癒しスポットになりそうですね(現在は新型コロナウイルス対策で入館は電話での事前予約が必要)。星ナビ2020年9月号では、さらに詳しいレポートをお届けします。

展示
(左)館のエントランスより。球の上部がプラネタリウム、下部が常設展示コーナー。港区の街や自然・海について様々な展示がありとても勉強になる。(右)併設の気象科学館。日本の四季・自然・気象を体験しながら防災・減災を学ぶことができる

《港区立みなと科学館》

■ 所在・問い合わせ:
  • 東京都港区虎ノ門3-6-9 気象庁1・2階
  • TEL:03-6381-5041/FAX:03-3578-3710
■ 料金:
  • 入館無料(気象科学館含む)
  • プラネタリウム:小・中・高校生100円/大人600円
■ アクセス:
  • 日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分/「虎ノ門ヒルズ駅」A1・A2出口より徒歩4分
  • 銀座線「虎ノ門駅」A2出口より徒歩10分
  • 南北線「六本木一丁目駅」3番出口より徒歩15分
■ 公式サイト:

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