富士川楽座プラネタリウム、映像も音もフル刷新で7月リニューアルオープン

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静岡県富士市の「富士川楽座わいわい劇場」のプラネタリウムが7月にリニューアルオープンした。

【2025年8月20日 アストロアーツ】

東名高速道路・富士川サービスエリアに直結するプラネタリウムとして有名な「富士川楽座わいわい劇場」のプラネタリウムが、7月12日(土)にリニューアルオープンしました。

投影の様子
投影の様子

道の駅「富士川楽座」のプラネタリウムは、大平技研の「MEGASTAR-IIA」とアストロアーツ社製デジタルプラネタリウム「ステラドーム」を組み合わせたハイブリッド型の本格施設です。オープン以来、数々のオリジナル番組を公開し、年間観客動員数は3.4万人(2024年度)を記録。これは小規模館としては全国第4位(日本プラネタリウム協議会基礎調査2024結果速報より)となる人気ぶりで、年間の投影回数も3,000回に迫ります。

今回のリニューアルでは、映像・音響の両面が刷新されました。映像面では、従来の4Kプロジェクター1台投影から、明るさ向上のため4Kプロジェクター2台によるスタック投影方式へ変更。これにより、より明るく鮮明な映像が投影できるようになりました。音響面では、スピーカーを含むシステムを全面更新し、5.1chサラウンドシステムを導入。観客は臨場感あふれる音に包まれます。以前に見たことのある番組でも印象が一変するほどで、リニューアル後に改めて鑑賞しても新鮮な感動が味わえます。

富士川楽座では、オリジナル番組の企画から制作、組み込みまでをスタッフ自ら手掛けています。番組制作を担当している藤田春海さんは、「デジタル映像がくっきりと鮮明になったので、今後は宇宙空間のフライトなど、デジタル主体の演出を増やし、お客様により楽しんでいただける番組を作っていきたいです」と話しています。

富士川楽座のプラネタリウムは、朝10時から夕方17時まで30分ごとに投影を実施(番組によっては60分ごと)。高速道路での移動中に立ち寄れるほか、一般道からもアクセス可能です。近隣にお住まいの方や観光で訪れた方は、ぜひご鑑賞ください。

富士川楽座
富士川楽座

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