2024年11月17日 しし座流星群が極大

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2024年11月17日、しし座流星群の活動が極大となる。活動は低調で出現数は少ないとみられる。

星図

11月17日、しし座流星群の活動が極大となる。極大時刻は21時ごろと予測されていて、放射点が昇ってくる18日の未明から明け方が一番の見ごろとなる。

満月過ぎの月明かりの影響が非常に大きいうえ、近年の活動が低調なこともあり、流れ星はほとんど見えないかもしれない。明るい火球が飛べばラッキー、くらいの心持ちで観察してみよう。防寒の準備は万全に。

しし座流星群は、母天体であるテンペル・タットル彗星の公転軌道と地球の軌道が近づいている辺りを毎年この時期に地球が通過する際に、彗星が残した塵が地球の大気と衝突し、上空100km前後で発光して見える現象である。1999年や2001年の大出現が有名だが例年の出現数は少ない。次に大規模な出現が見られるのは2030年代と予想されている。