2020年2月10日 水星が東方最大離角

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2月10日、夕方の西南西の低空に見えている水星が太陽から最も離れて東方最大離角となる。

星図

夕方の西南西の低空に見えている水星が、2月10日に太陽から最も離れて東方最大離角となる。

日の入り45分後の高度は約8度でかなり低いが、水星としては見やすいほうだ。とはいえ、金星のような目印になる天体は近くにないため、少し見つけづらい。方位と高度をよく確かめて、西南西の空の開けたところで双眼鏡で探してみよう。

地球の内側を公転する水星は見かけ上、太陽から大きく離れることがないので、日の入り後の西の空か日の出前の東の空にしか見えない。今回のように太陽から東側に最も離れる「東方最大離角」のときには、日の入り後の西の低空に見える。

1~2月の見え方
1~2月の、日の入り45分後の水星と金星の位置(場所の設定は東京)。日付横の括弧内は等級

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