西山さんと椛島さん、アンドロメダ座大銀河に新星を発見
【2010年11月1日 CBET 2516】
九州の新天体捜索チーム、西山さん椛島さんのコンビが10月29日(世界時、以下同様)、M31アンドロメダ座大銀河に新星M31N 2010-10dを発見した。
福岡県の西山浩一(にしやまこういち)さんと佐賀県の椛島冨士夫(かばしまふじお)さんは、10月29.478日に撮影した画像から、M31(アンドロメダ座大銀河)内に17.8等で写っている新星を発見した。同月26日、27日に撮影した画像(限界等級は19.3等)には写っていなかったという。
西山さん椛島さんの観測によるこの天体の位置は以下のとおり。
赤経 00時42分36.91秒 赤緯 +41度19分29.9 秒 (2000年分点) 新星周辺の星図
新星M31N 2010-10dの位置
この天体を天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ」で表示して位置を確認できます。ご利用の方は、ステラナビゲータを起動後、「データ更新」を行ってください。
また、新しいデータや番組を入手できる「コンテンツ・ライブラリ」では、新星をわかりやすく×印で表示するための「新星(マークで表示)」ファイルも公開しています。あわせてお楽しみください。