2021年7月下旬 金星とレグルスが大接近

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7月中旬から下旬ごろ、夕方から宵の西の低空で、金星とレグルスが大接近する。最接近は7月22日ごろ。

星図

7月中旬から下旬ごろ、夕方から宵の西の低空で、宵の明星の金星としし座の1等星レグルスが大接近して見える。

最接近は7月22日ごろで、約1度まで近づき、18日ごろから25日ごろまでは双眼鏡の同一視野で見ることができる。レグルスは獅子の心臓にあたる位置に輝く星だが、金星のほうが約150倍も明るいので、このころにはいつも以上に輝かしいハートがまぶしく光るということになる。日の入り1時間後の高度が10度未満とかなり低いので、西の空が開けたところで観察しよう。金星とレグルスの右下には火星もあり、双眼鏡で3天体が同一視野に見える。火星とレグルスは月末ごろに大接近する