天体撮影ソフト「ステラショット2」2.0jアップデータ公開 キヤノン EOS R3 対応、CMOSカメラのライブビュー高速化など

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天体撮影ソフト「ステラショット2」2.0jアップデータを無償公開しました。CMOSカメラのライブビュー画面のフレームレートを向上したほか、キヤノン EOS R3の制御に対応。また、タカハシ TEMMA3の制御機能(プレビュー版)も公開しました。

【2022年3月15日 アストロアーツ

「ステラショット2」2.0jアップデータでは、新たにキヤノン EOS R3に対応しました。ZWO・QHYCCDのCMOSカメラ制御系(SDK)も更新。より幅広い機種で撮影をお楽しみいただけます。

望遠鏡制御では、タカハシ TEMMA3のプレビュー版も公開。日時の送信や鏡筒の配置(東側/西側)、微動速度の「中速」を正しく設定できます。TEMMA3の新機能であるホーム設定や待機、微動導入時の水平リミット、オーバーハング設定等との連携は今後、正式版で対応予定です。

また、ZWO・QHYCCDのCMOSカメラでのライブビュー処理を見直し、高速化と安定化を図りました。特に高画素機でライブビュー使用時のフレームレートを向上し、タイムラグも改善。より快適に画像の確認やピント合わせにお使いいただけます。

その他、インターバル撮影の不具合対策など、複数の不具合修正を行っています。

修正内容やインストール方法等、詳しくはステラショット2「アップデータ」ページをご参照ください。ご不明な点は製品サポートページよりお問い合わせください。

タカハシ TEMMA3に対応
タカハシ TEMMA3の制御にプレビュー版として対応


ステラショット2について

天体撮影ソフトウェア「ステラショット2」は、天体の位置計算・星図表示と赤道儀やカメラ(デジタル一眼レフ、ミラーレス一眼、CMOSカメラ)の制御をまとめて行う天体撮影・観察用のソフトです。天体の導入からピント合わせ、構図の調整、撮影まで、各機器の制御ソフトを個別に使っていては実現できない高度な制御とアシスト機能を備えています。また、ステラショット2専用無線制御デバイス「GearBox(ギアボックス)」を使用すると、赤道儀、カメラ、オートガイダーのような機器をワイヤレスで操作できるようになります。

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