星ナビ7月号は「宇宙飛行士選抜」と「ブラックホールシャドウ」

このエントリーをはてなブックマークに追加
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2022年7月号は6月3日(金)発売です。13年ぶりに始まった「宇宙飛行士選抜」。異例の条件で注目を集めている選抜試験の現在とは?「いて座Aスターのブラックホールシャドウ」は記者会見の模様と合わせて解説します。

【2022年6月1日 星ナビ編集部

星ナビ2022年7月号表紙

今月の表紙は渡邊守さんの「宙への道標」です。灯台の後ろには美しい天の川が昇っています。

※表紙掲載作品に「星ナビギャラリー」応募要項違反がありました。


13年ぶりの宇宙飛行士選抜スタート 宇宙にエントリー

ついに始まった日本人宇宙飛行士選抜試験。6回目となる今回の選抜は13年ぶりの募集。さらに、「世界初!学歴不問」「文系宇宙飛行士誕生か!?」というタイトルで取り上げられ、多くの方の関心を集めています。選抜試験の状況と合格者の未来はいかに?今回の選抜に挑戦中の黒田有彩さんによる解説です。

宇宙にエントリー


NewsWatch いて座Aスターのブラックホールシャドウ

世間を賑わせた「M87」銀河中心のブラックホールシャドウ発表から3年となる今年5月、イベント・ホライズン・テレスコープチームがいて座Aスターのブラックホールシャドウ撮像を発表しました。熱のこもった記者会見の模様や登壇者への追加取材も敢行し掲載。今一番ホットな天文ニュースをお見逃しなく。

いて座Aスター


Deepな天体写真 市街地で星雲撮影8 明るさムラをフラット補正で平定する

天体画像の画質を向上させるにはコンポジット処理が必要です。今回は画像の周辺が暗くなる「周辺減光」をフラットフレームを用いた「フラット補正」で改善していきます。画像処理の基本(4月号)、コンポジット正攻法(5月号)、ダーク補正(6月号)を紹介したこれまでの記事も読んで、画像処理を学び直しませんか?

市街地で星雲撮影8


星座制定100年 まんがで読む「南天の星座」物語

プトレマイオスが48星座を『アルマゲスト』に記してから約1400年後に生まれた南天の星座たち。後世に残っている南天の星座たちはどのように生まれたのでしょうか?楽しく読めるまんがと詳しい解説で紹介します。ギリシア神話と星座たちの物語をもっと知りたくなったら、『新版 まんがで読む星のギリシア神話』がおすすめです!

まんがで読む「南天の星座」物語


小惑星アフティによる恒星食 ぎょしゃ座のマハシムが1.5秒消えた

曇り空の中観測失敗に終わった、2002年4月のポルックス食。「いつかリベンジを」そう願っていた石井さんのチャンスは2022年にやってきます。20年前の現象よりさらに厳しい条件の観測に、入念な特訓と綿密な遠征計画で挑みます。しかし、当日の降水確率は80%という絶望的な状況で…。ドキドキの観測レポートは必見。

小惑星アフティによる恒星食


今月の注目 拡大版 月と全惑星集結・火星食

6月から7月も惑星たちと月の共演が要チェック!撮り方のポイントも合わせて紹介。惑星接近を見て・撮って楽しみましょう!惑星以外にも、パンスターズ彗星(C/2017 K2)や、さそり座δ星ジュバの食、変光星ミラの極大も楽しみです。しっかり予習して当日に備えましょう。

今月の注目


お求めは全国の書店、またはアストロアーツオンラインショップAmazon.co.jpで。電子版も電子書籍ストア各社で配信しています。

星ナビ2022年7月号

星ナビ2022年7月号 試し読み

タグ

〈関連リンク〉

関連記事