AstroArts Topics

地球磁気圏

観測衛星「ジオテイル」、30年のミッションを終了

2022/12/02
1992年に打ち上げられて以来地球の磁気圏を調べ続けてきた磁気圏尾部観測衛星「ジオテイル」は、データレコーダーが動作を停止したため、11月28日にミッションを終了した。

オーロラエネルギー取り込みの仕組みを衛星観測で解明

2016/07/27
オーロラ爆発のエネルギー源となる太陽風の地球磁気圏への取り込みが、約7万kmの広範囲にわたって5時間以上継続することが、人工衛星ジオテイルとMMSの観測から明らかにされた。エネルギーの取り込みが磁気リコネクションによって起こることを示す結果である。

地球からのプラズマ大気流出、太陽活動との関連を一歩解明

2015/05/28
極風(ポーラーウィンド)と呼ばれる地球の極域からの電離大気流出現象は、太陽活動の変化にはほとんど影響されないことが、人工衛星の観測データから明らかにされた。オーロラや磁気嵐といった現象や惑星の大気流出についての理解を進める研究成果で、系外惑星の研究にも応用が期待される。