AstroArts Topics

Hyper Suprime-Cam

すばる望遠鏡HSCのデータアーカイブが始動

2021/02/04
すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ「ハイパー・シュプリーム・カム」が観測した1.5億個もの天体の位置、明るさ、色などの情報を含むデータが公開された。

すばる望遠鏡による大規模観測データを公開、7000万個の銀河や星

2017/03/02
すばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラ「ハイパー・シュプリーム・カム」で進められている観測プログラム「HSC-SSP」の第1期データが公開された。7000万個の銀河や星が含まれた、「宇宙の国勢調査」とも言える大規模なものだ。

太陽の10兆倍以上の赤外線、塵に覆われた銀河「DOG」を多数発見

2015/08/31
すばる望遠鏡の観測データから塵に覆われた銀河「DOG」の探査が行われ、新たなDOGが48個発見された。DOGの赤外線光度は太陽の10兆倍以上にもなると推定され、急成長を遂げつつあると考えられている。銀河とその中心の超大質量ブラックホールの進化を知る上で大きな手がかりとなる成果だ。

すばる望遠鏡HSCで挑む「銀河考古学」

2015/08/05
すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラHSCを用いた渦巻銀河M81周囲の広域観測で、若い星の集団が銀河の周りに広く分布している様子などがとらえられた。若い星々は隣の銀河との強い重力相互作用によって引き離されたガスの中で生まれ、M81の周りを漂っていると考えられている。

すばる望遠鏡HSCが描き出した最初のダークマター地図

2015/07/07
すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラHSCを用いた観測データから、満月10個分ほどの天域に銀河団規模のダークマターが9つ集中して存在することが突き止められた。ダークマターの分布と時間変化を追い、宇宙膨張やそれを支配するダークエネルギーの謎に迫るための、観測装置と解析手法が確立したことを示す成果だ。

すばる望遠鏡のHSC開発チーム、文部科学大臣表彰 科学技術賞を受賞

2015/04/30
すばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラ「Hyper Suprime-Cam(ハイパー・シュプリーム・カム)」開発チームが、平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰の科学技術賞 (開発部門) を受賞した。