AstroArts Topics

ヘッドライン

エウロパの水蒸気噴出を裏付ける21年前の証拠

2018/05/18
1997年に探査機「ガリレオ」の観測で得られたデータから、木星の衛星「エウロパ」の表面で水蒸気が噴出している可能性を示す新たな証拠が見つかった。

ガイアのデータから作られた星々の家族写真

2018/05/18
位置天文衛星「ガイア」の観測データを使い、星団を形作る星々の違いや進化をインタラクティブに楽しめるウェブコンテンツが公開された。

132.8億光年彼方の銀河に酸素を検出、最遠記録を更新

2018/05/17
アルマ望遠鏡などによる観測で、132.8億光年彼方の銀河に酸素が検出された。史上最も遠い酸素検出の記録であり、距離が正確に求められた銀河の最遠方記録も更新する結果である。

炭素質の小惑星をカイパーベルトで初めて発見

2018/05/16
カイパーベルトに位置する小惑星2004 EW95をヨーロッパ南天天文台のVLTで観測したところ、この天体が炭素質であることが明らかとなった。カイパーベルトでこのタイプの小惑星が確認されたのは初めてである。

「はやぶさ2」、スタートラッカでリュウグウを撮影

2018/05/16
小惑星探査機「はやぶさ2」がスタートラッカを使って、今年7月に到着予定の小惑星「リュウグウ」 を撮影した。

【特集】環のある星 土星(2018年)

2018/05/16
2018年の土星は7~10月ごろに観察しやすくなります。0等級と明るいので街中からもよく見え、空が暗いところでは天の川の中に土星が輝いているのがわかるでしょう。天体望遠鏡では大きく開いた環も見えます。火星、木星と共に、宵空の惑星観察を楽しみましょう。

投稿画像ギャラリー:パンスターズ彗星など49枚

2018/05/16
地球近傍小惑星2010 WC9と球状星団、木星、パンスターズ彗星(C/2016 M1)、天の川など。

38分周期で公転するX線パルサー連星

2018/05/15
国際宇宙ステーションに設置されている中性子星観測装置「NICER」による観測データの解析から、ミリ秒X線パルサーと白色矮星からなる連星が38分周期で互いの周りを回っていることがわかった。この種の連星系としては観測史上最短の周期だ。

雲のない「快晴」の系外惑星

2018/05/14
チリのVLTを使った分光観測で、大気にまったく雲が存在しない系外惑星が初めて見つかった。

50億年後、太陽が死ぬと何が起こるのか

2018/05/14
約50億年後に太陽が寿命の終わりを迎えると何が起こるのかは、これまではっきりとは明らかになっていなかったが、どうやら暗い惑星状星雲が形成されるらしいことが最新の研究から示された。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

投稿画像ギャラリー:火星、木星、球状星団など63枚

2018/05/14
火星、木星、球状星団、銀河など。

系外惑星の大気からヘリウムを初検出

2018/05/11
ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、系外惑星「WASP-107 b」の大気からヘリウムが検出された。太陽系外の惑星でヘリウムが検出されたのは初めてのことだ。

投稿画像ギャラリー:木星、彗星など53枚

2018/05/11
オーロラ、火星、木星、彗星、天の川など。

20年前の探査データから探るガニメデの磁場

2018/05/10
NASAの探査機「ガリレオ」が約20年前に取得した探査データから、木星の衛星「ガニメデ」の磁場に関する新たな情報が得られた。

月隕石に「モガナイト」発見、月の地下に大量の氷が存在する可能性

2018/05/09
月隕石から「モガナイト」と呼ばれる、生成に水が不可欠な鉱物が発見された。月の地下に大量の水氷が埋蔵されている可能性を示唆するものだ。

【レポート】4月28日「デジタル一眼 星雲・星団撮影入門」講座

2018/05/09
4月28日(土)、これから星雲・星団写真を撮ってみたいという方を対象にした「デジタル一眼 星雲・星団撮影入門」セミナーを開催。最初の一歩を踏み出すための基礎知識や実践の流れを紹介しました。

彗星にはなぜ重い窒素が多いのか

2018/05/08
太陽系全体の「窒素15」と「窒素14」の存在比と、隕石や彗星といった太陽系始原物質などに含まれる窒素同位体の存在比は異なっている。この存在比異常を引き起こすメカニズムが数値計算から明らかにされた。

予想以上に早かった、銀河団形成の始まり

2018/05/07
アルマ望遠鏡などによる観測で、120億年以上前の初期宇宙に10個ほどの銀河が密集している原始銀河団が発見された。予想以上に早い時期から銀河団の形成が始まっていたことを示唆する観測結果である。

探査機インサイト、火星への旅を開始

2018/05/07
5月5日20時5分(日本時間)、史上初めて火星の内部構造を調べるNASAの探査機「インサイト」が打ち上げられた。

エクソマーズのオービターが上空からとらえた朝の火星

2018/05/07
欧州の火星探査ミッション「エクソマーズ」のオービターが高度400kmの火星周回軌道に入り、本格的な科学観測を開始した。