1998

8月の

星空
高原や海辺で、家族揃ってのんびりと星空探索を楽しみましょう。夏の風物詩であるペルセウス座流星群は、明るい流星が多く見逃せません。16日にはアルデバラン食、22日には西日本で部分日食(東南アジアで金環日食)が見られます。
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今月の星空 バックナンバー

月齢カレンダー


トピックスTopics

今年は流星群の当たり年で、10月のジャコビニ群、11月のしし群に大出現が期待されているが、13日に極大のペルセウス座流星群も見のがせない。1時間当たり60個以上の出現が期待できる。今年は、残念ながら下弦前の月の影響を受けるが、この群の流星は青白色で速く、非常に明るい流星が多いのが特徴なので、諦めることなく観望したい。海や高原で、夏の流星花火を楽しんでほしいものだ。

今月の

天文現象

カレンダー

8月5日 金星、火星の接近

8月16日 おうし座アルデバラン食

8月20日 月と金星が接近

8月22日 東南アジアで金環日食


南の空South

Southern sky chart

 南の地平線から立ち上る天の川は壮観だ。その、天の川の流れにそってさそり座、いて座、たて座、わし座、こと座、はくちょう座と、夏の星座が並んでいる。わし座のすぐ東側にある「いるか座」は、小さな四角形が目印の、可愛い星座だ。北東の空にはペガスス座の「秋の四辺形」も姿を現わす。

北の空North

Northern sky chart

 北の空の北斗七星は大きく西に傾き、代わって北東の空からは、カシオペヤ座が昇ってきて、北極星探しの目印の座をバトンタッチする。


惑星Planets

×13日に内合、見えない

△31日に西方最大離角、明け方の東空低い

○明け方の東空で明るい

△明け方の東空低い

△明け方の東空に見える

◎真夜中に南東の空に見える

今月の動き

しし 1.5

かに

しし -0.1

ふたご -3.9

かに

しし -3.9

ふたご 1.7

かに 1.7

うお -2.7

みずがめ -2.9

位置と等級

◎明け方に南中

△3日に衝、夕方の南東の空

×夕方の南東の空

×27日に東矩、夕方の南西の空

今月の動き

くじら 0.3

くじら 0.2

やぎ 5.7

やぎ 7.8

やぎ 7.9

へびつかい 13.8

位置と等級


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