1998

4月の

星空
いよいよ春がやってきます。あたりの景色も一気に華やかさを増します。しかし、夜空のほうは春霞におおわれて今ひとつすっきりしません。1日にはおうし座のアルデバランの今年2度目の食があります。昼間なので望遠鏡が必要です。
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今月の星空 バックナンバー

月齢カレンダー


トピックスTopics

23日の明け方の東 の空で金星と木星が接近する。午前4時の地平線からの高度は約10度で、両星の間隔は約20′(満月の直径の約半分)ほどだ。最も接近するのは午前8時45分で、間隔は約17′となるが、日の出後のことだ。金星は−4.2等、木星は−2.1等と非常に明るく素晴らしい眺めとなる。低倍率の望遠鏡なら同時に見える。すぐ西側7度には月齢25.7の月があって彩りを添える。

今月の

天文現象

カレンダー

4月1日 アルデバランの食

4月22日 こと座流星群が極大


南の空South

Southern sky chart

 南の空の中天高く輝く1等星は、しし座のレグルス。?マークを裏返したような星の並びを「ししの大がま」という。東西に長いうみへび座は、頭部が子午線を越えているにもかかわらず、尾はまだ東の地平線の下にかくれている。

北の空North

Northern sky chart

 北の空高く目をひく北斗七星の柄を、そのままたどると、うしかい座のアルクトゥルス、おとめ座のスピカを探すことができる。東の空を横切るこの大きな曲線を「春の大曲線」という。


惑星Planets

×6日に内合、見えない

○明け方の東空で明るい

×見えない

×見えない

△明け方の東空低い

今月の動き

うお 3.0

うお 0.7

やぎ -4.3

みずがめ

うお -4.1

うお 1.3

おひつじ 1.3

みずがめ -2.0

みずがめ -2.1

位置と等級

×14日に合、見えない

△明け方の南東の空

×27日に西矩、明け方の南東の空

×真夜中に南東の空

今月の動き

うお 0.6

やぎ 5.8

やぎ 7.9

へびつかい 13.8

位置と等級


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