AstroArts Topics

ヘッドライン

コンパクトな複数惑星系は低金属量星の周囲にできやすい

2018/10/31
700個の恒星とその周りの系外惑星に関する研究から、複数の岩石惑星を持つコンパクトな惑星系は、重元素が多い恒星よりも低金属量の恒星の周囲に形成されやすいことが示された。

ハッブル宇宙望遠鏡が科学観測を再開

2018/10/31
NASAのハッブル宇宙望遠鏡が、今月上旬に発生したジャイロの故障から復旧し、科学観測を再開した。

2018年11月7日 水星が東方最大離角

2018/10/31
11月7日、夕方の西南西の低空に見える水星が、太陽から最も離れて東方最大離角となる。

アルマ望遠鏡で調べたエウロパの温度分布

2018/10/30
アルマ望遠鏡による観測から、木星の衛星「エウロパ」の全球温度マップが初めて作成された。北半球の一部には低温の領域があるようだ。

サイトロンジャパンが名古屋にショールームをオープン

連載・読み物
2018/10/30
名古屋市内の駅徒歩圏内の天文ショップ・スコーピオと同じビルに、サイトロンジャパンが国内3か所目となるショールームをオープンした。

惑星状星雲の中心に3時間周期の連星

2018/10/29
公転周期が3時間強の連星系が惑星状星雲の中心に見つかった。接触しそうなほど接近していることから、物質の流れ込みによって数千年以内には新星爆発を起こすとみられている。

温室効果ガス観測技術衛星2号「いぶき2号」、打ち上げ成功

2018/10/29
10月29日午後、温室効果ガス観測技術衛星2号「いぶき2号」と観測衛星「ハリーファサット」を搭載したH-IIAロケット40号機が種子島宇宙センターから打ち上げられた。

板垣さん、おおぐま座の銀河に超新星発見、137個目

2018/10/29
山形県の板垣公一さんが10月22日、おおぐま座の銀河に超新星2018hnaを発見した。板垣さんの超新星発見は今年6個目、通算137個目。

天体写真ギャラリー:月、金星、惑星状星雲など88枚

2018/10/29
満月、内合を迎えた金星、火星、散光星雲、惑星状星雲など。

「はやぶさ2」着陸リハでターゲットマーカーの着地に成功

2018/10/26
「はやぶさ2」の第3回着陸リハーサルが行われ、高度12mまで降下することに成功した。ターゲットマーカーも初めて投下され、リュウグウ表面に着地した。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

銀河団に落ち込む銀河の星形成が止まる理由

2018/10/25
銀河団に落ち込む銀河では星形成が急に止まることが知られており、その原因として複数のプロセスが考えられている。様々な年代の銀河の観測によると、最大の要因は、銀河団の高温ガスにより銀河内の星の材料が引きはがされることのようだ。

2018年11月の星空ガイド

2018/10/25
主な現象/火星、金星(明けの明星)が見える/中旬:金星とスピカが大接近/11日:細い月と土星/16日:月と火星/下旬:ウィルタネン彗星が6等前後/24日:ヒヤデス星団食

2018年10月下旬 水星と木星が接近

2018/10/25
10月下旬ごろ、夕方の南西の低空で、水星と木星が接近して見える。最接近は29日ごろ。

初期宇宙の巨大な原始超銀河団「ハイペリオン」

2018/10/24
誕生から約20億年後の宇宙に、太陽の1000兆倍以上もの質量をもつ原始超銀河団が発見された。「ハイペリオン」と名付けられたこの超銀河団は、初期宇宙の構造としては、これまでに知られている中で最大のものだ。

「世界の星絶景」シリーズ第5弾の魅力

2018/10/24
星ナビ11月号では、ハワイにベネズエラ、サハラ、オーストラリア、カリフォルニア、ドイツのバイエルン…世界のユニークな風景と美しい星空を楽しめる人気シリーズ「世界の星絶景」第5弾を掲載しています。

「デジタル一眼 天体写真入門 星雲・星団を撮影しよう」更新

連載・読み物
2018/10/24
星雲・星団撮影の初歩から画像処理までを解説した特集ページを更新。機器の接続、撮影のポイント、画像処理の具体例などを加えてさらにわかりやすくなりました。

天体写真ギャラリー:後の月、火星など74枚

2018/10/24
後の月(十三夜の月)、火星など。

重力波源とガンマ線バーストは親戚かもしれない

2018/10/23
2015年1月に観測されたガンマ線バースト「GRB150101B」の残光が、2017年8月に検出された重力波「GW170817」の残光とよく似ていることがわかった。これら2つは同じ種類の天体現象かもしれない。

ガンマ線天体をつないだ「星座」をNASAが公表、「ゴジラ」「ふじさん」など

2018/10/23
ガンマ線天文衛星「フェルミ」の運用10周年を記念し、フェルミが観測したガンマ線源を線で結んだ「星座」をNASAが発表した。「ゴジラ座」や「ふじさん座」など日本に因むものも含まれる。

水星探査機「ベピコロンボ」打ち上げ成功

2018/10/22
JAXAと欧州の水星探査機「ベピコロンボ」が打ち上げに成功し、探査機の分離が確認された。これから7年をかけて水星に向かう旅が始まる。