2024年12月22日 こぐま座流星群が極大

このエントリーをはてなブックマークに追加
12月22日、こぐま座流星群の活動が極大となる。22日深夜から23日明け方が見ごろだが数は少ない。

星図

12月22日、こぐま座流星群の活動が極大となる。予測極大時刻は19時ごろと予想されており、放射点の高度が上がってくる23日未明から明け方が見やすい時間帯になりそうだ。

ただし、もともと出現数が少ない流星群であるうえに、下弦の月が夜空を照らすという悪条件のため、ほとんど目にできないかもしれない。1つ見えればラッキー、くらいの気持ちで気長に待ってみよう。観察の際には防寒の準備を万全に。

母天体は13.6年周期で公転するタットル彗星。彗星の公転軌道を毎年この時期に地球が通過する際、軌道が近づいているあたりに存在する塵が地球の大気に飛び込み、上空100km前後で発光して見えるのが流星群の流れ星だ。