星ナビ5月号「星景タイムラプス」作例動画を公開
【2025年4月2日 星ナビ編集部】
星景写真家の中川達夫さんは「星空がきれいに見える場所での情景をどうすれば伝えることができるか」と、いろいろな場所から夜空を見上げるようになってから考えてきたそうです。星景写真を始めた約40年前で、当時はフィルムカメラしかなく、星空を写すためにはB(バルブ)で30分から1時間、時には数時間以上の長時間露出をして日周運動の光跡を引かせ星空の世界を再現していました。約15年前の2010年ごろからはデジタルカメラが主流になって15秒~60秒の短時間露光でも星空と地上景色を写すことが可能になりました。星を止めた景色を静止画で表現できるようになったのです。さらには、短時間露光で連写した静止画をつなげてタイムラプス動画にすることを始めました。
「星ナビ」5月号の特集記事「星空と過ごす至福の時間を操る 星景タイムラプス動画」
星ナビ5月号の記事「星景タイムラプス動画」では、星景タイムラプス動画撮影用の機材や防寒対策に加え、11シーンの動画を紹介しています。その中から8シーンをセレクトし、約8分の短編ムービーにまとめました。誌面では伝わりにくいタイムラプスの撮影テクニックやカメラをパンさせた時の動き、月を通過する雲、剱岳山頂をかすめて昇っていくオリオン大星雲M42などを確認することができ、星ナビ記事を読みながら動画を見ることでさらに理解を深めることができます。
「星ナビ」5月号「星景タイムラプス動画」で紹介した中から8シーンをセレクト
解説動画には「月の影が雪面に映り動いていくシーン(長野県)」「ミズナラの巨木越しにローアングルから星空を見上げたシーン(岐阜県)」「打ちあげられた氷を照らす月光(北海道)」「剱岳と高山植物コマクサ(北アルプス蓮華岳)」「月齢20.2の月明かりが射しこみ紅葉を浮かびあがらせたシーン(富山県)」「月光彩雲と月光環(長野県)」「星景タイムラプスによる滝虹(新潟県)」「降雪直後の剱岳から昇るオリオン大星雲(富山県)」の8シーンが収録されています。
中川さんが日本全国を巡って撮影した映像は映画やNHK自然科学番組で使用され、このたび、NHKエンタープライズから「星空絶景2 ~知られざる夜の世界~」としてリリースされました。
「星空絶景2 ~知られざる夜の世界~」Blu-ray 発売はNHKエンタープライズから
- 中川達夫さんのホームページ「星稜剱岳」
- 動画サイト「PHOTORIUM」に長尺の星景動画を提供中
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