AstroArts Topics

すばる望遠鏡

すばる望遠鏡が「はやぶさ2」を撮影

2020/11/26
12月6日に地球へ帰還する探査機「はやぶさ2」の姿を、すばる望遠鏡が今月20日に撮影した画像が公開された。

銀河の歴史を語る、周縁部の惑星状星雲たち

2020/10/14
楕円銀河M105の周囲に散らばる惑星状星雲の観測により、銀河の外側に古い世代の恒星が分布していることが示された。これらは銀河や銀河群の成長の軌跡とも言える。

惑星の公転軌道面が傾くのは後天的か

2020/09/09
2つの若い系外惑星の運動の分析から、太陽系と同じように惑星の公転軸と恒星の自転軸がほぼ揃っていて、公転軌道面がほぼ傾いていないことが突き止められた。

渦巻銀河を人工知能で分類

2020/08/14
すばる望遠鏡が撮影した56万個もの銀河について、渦巻きの有無およびその渦巻きが右巻きか左巻きかを人工知能で判定する試みが成功した。

極めて若い銀河が現在の宇宙にも存在

2020/08/07
4.3億年前の宇宙に、重元素含有量が極めて少ない、生まれたての銀河が見つかった。宇宙で一番若い世代であると同時に、最後の世代となるかもしれない銀河だという。

銀河衝突で刺激された超大質量ブラックホールから噴き出すジェット

2020/04/28
2つの渦巻銀河の衝突によって一方の銀河中心核が明るくなり、光速近くで物質が噴き出す「ジェット」が生じつつあることを示す画像が、すばる望遠鏡によって撮影された。

予想以上に強い原始銀河団からの赤外線放射

2020/02/27
すばる望遠鏡と5機の赤外線天文衛星の観測データから、約120億年光年彼方の原始銀河団に見られる赤外線放射が予想よりも強いことが明らかになった。原始銀河団に激しく星形成を行う銀河や成長中の超大質量ブラックホールが潜んでいる可能性を示唆する結果である。

研究者と共に銀河の謎に挑戦!市民参加プロジェクト「GALAXY CRUISE」

2019/11/06
研究者と市民が共に科学的活動を行うプロジェクト「GALAXY CRUISE」のウェブサイトが公開された。すばる望遠鏡が撮影した画像に写った衝突銀河を分類して、研究に協力してみよう。

「アストロアーツ オリジナル手ぬぐい マウナケアの星空」新発売

2019/07/30
ハワイ・マウナケア山頂の星空を切り絵風にアレンジしてデザインした、アストロアーツオリジナルの手ぬぐい。価格1,296円。

すばる望遠鏡FOCASに「面分光」機能が追加

2019/07/10
すばる望遠鏡の微光天体分光撮像装置「FOCAS」に「面分光」という新機能が加えられ、この6月から共同観測利用が始まった。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

太陽系の観測史上最も遠方で発見された小天体「ファーアウト」

2018/12/25
すばる望遠鏡による観測で、太陽から180億kmもの彼方に新天体「2018 VG18」が発見された。これまで最も遠方で発見された太陽系天体であり、はるか彼方の未知の惑星の存在を裏付けるカギとなるかもしれない。

すばる望遠鏡HSCで作成、最も深く広いダークマターの3次元分布図

2018/09/27
すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラHSCを用いた観測により、これまでで最も深く広い天域におけるダークマターの3次元分布図が作られ、宇宙の構造の形成度合いを示す物理量が精密に測定された。

TAOに搭載される2つの観測装置がファーストライト

2018/09/05
チリ・チャナントール山頂に建設中の東京大学アタカマ天文台6.5m赤外線望遠鏡に搭載予定である2つの観測装置「SWIMS」と「MIMIZUKU」が、すばる望遠鏡でファーストライト観測に成功した。

第二の地球探しの新観測装置「IRD」がファーストライト

2018/07/06
アストロバイオロジーセンターや国立天文台などの研究チームが開発した、新しい系外惑星の探索装置「IRD」がすばる望遠鏡に搭載され、全機能を活かしたファーストライトに成功した。

木星探査機「ジュノー」11日に大赤斑上空を飛行、「すばる」などが支援観測

2017/07/04
木星探査機「ジュノー」は7月11日に大赤斑の上空を飛行する。その探査の支援として、すばる望遠鏡とジェミニ北望遠鏡も木星を観測している。

すばる望遠鏡の主焦点カメラ「Suprime-Cam」がファイナルライト

2017/06/19
すばる望遠鏡に搭載された主焦点カメラ「Suprime-Cam」が、ハワイ時間2017年5月29日(日本時間5月30日)の夜に最後の観測を行った。

すばる望遠鏡による大規模観測データを公開、7000万個の銀河や星

2017/03/02
すばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラ「ハイパー・シュプリーム・カム」で進められている観測プログラム「HSC-SSP」の第1期データが公開された。7000万個の銀河や星が含まれた、「宇宙の国勢調査」とも言える大規模なものだ。

系外惑星の温度や大気を観測、すばるの新装置「カリス」

2017/02/16
すばる望遠鏡の新装置「カリス」の試験観測が行われた。カリスは分光観測によって、系外惑星の表面の状態や温度・大気の様子などを明らかにすることができる。

すばる望遠鏡、150億kmかなたの太陽系の最遠天体を発見

2015/11/13
すばる望遠鏡による観測で、太陽系の最も遠いところに位置すると思われるミステリアスな天体「V774104」が発見された。

アルマ望遠鏡が明らかにした、遠方銀河の活発な星形成

2015/10/19
アルマ望遠鏡などが激しく星形成活動を行っている遠方のスターバースト銀河7つを観測し、それらの銀河の環境が近傍のスターバースト銀河と似ていることを明らかにした。