AstroArts Topics

ヘッドライン

新たな宇宙線源、りゅうこつ座エータ星

2018/07/10
大質量星同士の連星である「りゅうこつ座エータ星」からエネルギーの高いX線が放射されていることが明らかになった。こうした連星系でも陽子や電子が加速され、宇宙線の源となっていることを示す結果だ。

原始太陽のそばでできた石英が南極隕石から見つかった

2018/07/10
南極で採取された隕石から、太陽が生まれて間もない時代に作られた石英が初めて見つかった。原始太陽のごく近くで作られた鉱物が小惑星帯まで飛ばされ、集積して小惑星となったことを示唆している。

天体写真ギャラリー:火星、彗星など51枚

2018/07/10
火星、木星、土星、ジャコビニ・チンナー彗星(21P)、天の川など。

形成中の系外惑星の撮像に成功

2018/07/09
約370光年彼方の若い星「PDS 70」を取り巻く塵の円盤中に、形成中の惑星が初めて撮像された。

35km上空からクローズアップ撮影されたケレス

2018/07/09
NASAの探査機「ドーン」が、準惑星ケレスの上空約35kmを飛行する低空軌道から、明るい物質で有名な「オッカトル・クレーター」をクローズアップでとらえた。

2018年7月16日 細い月と金星が接近

2018/07/09
7月16日の夕方から宵、西の低空で月齢3の細い月と金星が接近して見える。

ブライアン・メイさん作成の画像でリュウグウを立体視

2018/07/06
6月27日に探査機「はやぶさ2」が到着した小惑星「リュウグウ」の立体視画像が公開された。画像を作成したのは、ロックバンド「クイーン」のギタリストで、天体物理学の博士の学位を持つ天文学者でもあるブライアン・メイさんだ。

第二の地球探しの新観測装置「IRD」がファーストライト

2018/07/06
アストロバイオロジーセンターや国立天文台などの研究チームが開発した、新しい系外惑星の探索装置「IRD」がすばる望遠鏡に搭載され、全機能を活かしたファーストライトに成功した。

活動的小惑星ファエトンの素顔

2018/07/05
地球に近づく活動的小惑星「ファエトン」の観測から、ファエトンの表面で反射した光が大きな偏光度を示すことがわかった。天体表面の性質を反映する結果かもしれない。

超新星1987Aの残骸の磁場を検出

2018/07/05
約30年前に出現した超新星1987Aの残骸から、初めて磁場が直接検出された。超新星残骸の進化の初期段階を理解する手がかりとなる。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

めざせ1万人!大接近の火星観望会 8月1日・2日に幕張で開催

2018/07/05
8月1日(水)・2日(木)、千葉市の豊砂公園で火星観望会が開催される。アストロアーツも共催するこの観望会では50台ほどの天体望遠鏡が並べられ、火星や土星などを観望する。

2018年7月12日 水星が東方最大離角

2018/07/05
7月12日、夕方の西の低空に見える水星が、太陽から最も離れて東方最大離角となる。

2018年7月上旬 金星とレグルスが大接近

2018/07/05
7月上旬から中旬ごろ、夕方から宵の西の低空で、金星とレグルスが大接近して見える。最接近は10日ごろ。

天体写真ギャラリー:火星、木星、土星など43枚

2018/07/05
火星、木星、土星、干潟星雲など。

CALET、最高4.8TeVの宇宙線電子の計測に成功

2018/07/04
国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟に設置されている宇宙線電子望遠鏡「CALET」が、宇宙線電子のスペクトルを世界最高レベルの4.8TeVまで測定することに成功した。高エネルギー宇宙線に含まれる陽電子の起源解明につながると期待される。

可視光線で大規模な変動を示すX線連星

2018/07/04
今年3月に発見されたX線連星が可視光線で大規模な明るさの変動を見せている。0.7等級の振幅を生み出す原因はわかっておらず、継続的な観測が求められる。

エンケラドスで複雑な有機分子を検出

2018/07/03
探査機「カッシーニ」のデータから、土星の衛星エンケラドスで複雑な有機分子が生まれていることがわかった。エンケラドスにある地下海は生命に適した条件を備えているという説を支持する結果だ。

アメリカ横断皆既日食でとらえられた太陽極域ジェット

2018/07/03
2017年8月のアメリカ横断皆既日食の際、太陽の極域から噴き出すジェットの観測が研究者とアマチュア天文家によって行われ、このジェットが太陽のはるか上空まで達していることなどが明らかにされた。

櫻井さん、たて座に10等級の新星を発見

2018/07/03
茨城県の櫻井幸夫さんが6月29日、たて座に10等級の新星を発見した。

「惑星を撮影しよう 2018」ページを公開

連載・読み物
2018/07/03
惑星の撮影に必要なCMOSカメラなどの機材や撮り方、さらにPCソフト「ステライメージ8」を使った画像処理仕上げの方法までを紹介した「惑星を撮影しよう 2018」ページを掲載しました。