2021年7月下旬 くじら座ο星ミラが極大のころ

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7月下旬ごろ、長周期変光星のくじら座ο星ミラが極大光度になるとみられている。

星図

7月下旬ごろ、未明から明け方に南東の空に見えているくじら座の胸のあたりに位置する、長周期変光星のο(オミクロン)星ミラが極大光度になるとみられている。

平均的には332日周期で2等級から10等級まで大きく明るさが変わる変光星だが、周期も極大時の明るさもばらつきがある。昨年の極大時期に基づいた予報では8月下旬ごろに極大になると考えられていたが、その予報よりも約1か月も早く極大を迎えたようだ(参照:「予想外に早い極大になった変光星ミラ」)。明るさはおよそ3等級になっている。肉眼でも比較的簡単に見えるので、ぜひ観察してみよう。赤っぽい色にも注目したい。

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