AstroArts Topics

炭素質コンドライト

タンパク質構成アミノ酸が一部の天体グループだけに豊富に存在する理由

2023/12/25
タンパク質構成アミノ酸を分解する新たな水質化学反応が解明された。一部の天体グループだけでタンパク質構成アミノ酸が多く、小惑星リュウグウの試料などでは非タンパク質構成アミノ酸が豊富である理由を説明しうる成果だ。

隕石のアミノ酸はガンマ線で作られた可能性

2022/12/14
アンモニアなどの単純な分子を含む水溶液にガンマ線を照射することでアミノ酸が作られるという実験結果が発表された。初期太陽系ではこのようにして生命の材料が作られたのかもしれない。

地球の大気・海水の量は小惑星の大量衝突で決まった

2021/11/15
地球に存在する炭素や水などの割合がC型小惑星と食い違っているという謎を解くモデルが提唱された。小惑星の大量衝突で大気が失われる効果が鍵になっているようだ。

最も高密度な白色矮星による超新星爆発の痕跡を特定

2021/06/09
超新星残骸の中にチタンなどの元素質量比が高い領域が発見された。この残骸の元になった白色矮星の中心密度が一般的なIa型超新星爆発を起こす白色矮星の約3倍だったことを明らかにし、Ia型超新星の多様性を示す結果である。

二酸化炭素が豊富な水を隕石中に初めて発見

2021/04/30
炭素質コンドライトであるサッターズミル隕石の鉱物から、二酸化炭素が豊富な液体の水が初めて発見された。

太陽系で最古の水の証拠、隕石から検出

2021/01/26
2019年にドイツ北部に落下したフレンスブルク隕石に、現在知られている中で最古の炭酸塩が含まれていることがわかった。太陽系の歴史の初期に液体の水があった証拠だ。

「衝撃的」な太陽系の起源

2017/08/14
太陽系の形成が超新星爆発の衝撃波によって引き起こされたとする、長年の理論を支持する研究成果が発表された。