AstroArts Topics

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天の川の「向こう側」に隠されていた数百個の銀河を発見

2016/02/10
地球から見て天の川の背後にあたる宇宙は、塵や星に阻まれて可視光線では観測できない。そうした塵などを見通すことができる電波望遠鏡による観測で、天の川の向こう側2億5000万光年の距離に多数の銀河の存在が確認された。3分の1は今回初めて発見されたものだ。

地球に似た系外惑星の内部構造は、やはり地球と似ている

2016/02/09
太陽系外惑星のうち、地球のように岩石を主成分とするものの内部は、一体どのような構造になっているのだろうか。モデル計算によれば、やはり地球に似ているようだ。

部分日食(インドネシアなどで皆既日食)

2016/02/09
3月9日の朝から昼ごろにかけて、日本全国で部分日食が見られる。国内では4年ぶりの現象だ。インドネシアなどでは皆既日食となる。

木星がしし座で衝

2016/02/09
宵のころ南東の空でひときわ明るく輝いている木星が、3月9日に衝となる。一晩中見えるので観察の好機だ。

細い月と金星が並ぶ

2016/02/09
3月7日の明け方、東の低空で月齢27の細い月と金星が並んで見える。

月と火星が接近

2016/02/09
3月1日の未明から明け方、南東から南の空で月齢21の下弦前の月と火星が接近して見える。

エクリプスナビゲータ Ver.2・2.5cアップデータ公開、PC内蔵GPSに対応

2016/02/08
日食シミュレーションソフト「エクリプスナビゲータ Ver.2」のアップデータを無償公開。新たに、PCに内蔵されているGPSからの位置情報取得に対応しました。

天文学者夫婦のお子さんの心臓移植に向けた支援を

2016/02/05
天文学者夫婦の4歳のお子さんの、心臓移植に向けた募金活動が行われている。

銀河風の構造に刻まれた銀河合体とスターバーストの歴史

2016/02/04
すばる望遠鏡による観測で、スターバースト銀河「NGC 6240」から吹き出す大量の電離ガスの詳細構造がとらえられた。電離ガスは差し渡し30万光年に及んでおり、近傍宇宙では最大規模となる銀河風の複雑な構造が明らかになった。

冥王星の大気と広く分布した水の氷

2016/02/03
冥王星の大気を赤外線の波長でとらえた画像と、地表に水の氷が広く存在していることを示す画像が公開された。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

カラフルな動画で楽しむケレス観光飛行

2016/02/03
NASAの探査機「ドーン」がとらえた画像から作成された、準惑星ケレス上空を飛行する動画が公開された。

金星極域の高温の生成・維持メカニズムを理論的に解明

2016/02/02
コンピュータシミュレーションによる研究で、金星の極域上空の大気に見られる高温状態を再現することに成功した。特異な気温分布の生成・維持メカニズムを理論的に解明した、世界初の成果だ。

星ナビ3月号は「3月9日部分日食」と「流星撮影の新時代」

2016/02/02
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2016年3月号は、2月5日(金)発売です。いよいよ1か月後に迫った「日本全国ちょこっと日食」。各地での見え方と観察ノウハウ、そして付録の「日食観察プレート」で、安全で楽しい日食Dayを迎えましょう。池谷・関彗星から50年の講演会やドレイクなど、天文史を振り返る話題もおすすめです。

球状星団に含まれる若い星々の材料は星団の外から

2016/02/01
球状星団中に存在する数百万個もの星々は、ほとんどが同時に誕生したもので似た年齢だと考えられているが、異なる年齢層の若い星が多数見られる球状星団もある。その若い星々は、星団の外にあったガスを材料として誕生したものかもしれない。

国立天文台が2017年暦要項発表 8月8日未明に部分月食

2016/02/01
国立天文台から、来年2017年の「平成29(2017)年暦要項」が発表された。8月8日の未明に全国で部分月食が見られる。また8月22日には皆既帯が北アメリカ大陸を横断する皆既日食が起こる。

一年分の星空情報をいつもポケットに「iOS版 アストロガイド2016」発売

2016/01/29
2016年の天文情報をポケットに入れて持ち歩ける「iOS版 アストロガイド2016」が発売されました。火星接近や部分日食、流星群など、今年も楽しみな天文現象が盛りだくさん。「iOS版 アストロガイド2016」でいつでも手軽に星空の情報をチェックしましょう。

地球のオーロラからのX線

2016/01/27
通常はブラックホールや超新星などを観測しているヨーロッパ宇宙機関の天文衛星「インテグラル」が、地球のオーロラから放射されたX線をとらえた。

地球外生命からコンタクトがない理由

2016/01/27
生命の進化を調べた研究で、若い惑星での暴走的な加熱や極度な低温化のため、誕生した初期の生命は多くの場合死に絶えるだろうという説が発表された。他の惑星の生命からコンタクトがないのは、高度に進化する前に絶滅してしまったためだという。

今からでも間に合う「インドネシア皆既日食ツアー」

2016/01/26
今年3月9日の「インドネシア~太平洋皆既日食」まで約1か月あまりとなった。昨年の春から予約が始まったインドネシア各地を観測地にした日食ツアーの各コースの残席状況にも変化が出てきている。まだ参加ツアーを決めていない人は最新情報を入手して判断しよう。

銀河団9000個を解析、銀河団内部構造と周辺のダークマターに深い関係

2016/01/26
約1000万個もの銀河カタログから得られた銀河団のサンプル約9000個を解析することで、銀河団の内部構造と周辺のダークマター分布の間に関係があることが世界で初めて明らかにされた。