AstroArts Topics

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スマートフォンでコリメート撮影「ユニバーサルクリップアダプタ」発売

2017/09/27
スマートフォンで月のコリメート撮影を可能にする汎用アダプター。外径が15mm~36mmの接眼レンズに対応。価格3,680円。

水星に予想以上の氷が存在

2017/09/26
水星の北極付近に3つの大きな氷の堆積物の存在が検出され、その周囲に氷が斑点状に広がっていることも示された。今後のデータ次第で、水星表面の氷の存在量は劇的に増えるかもしれない。

投稿画像ギャラリー:アンドロメダ座大銀河、網状星雲など67枚

2017/09/26
探査機オシリス・レックスの光跡、エイサスエスエヌ彗星(C/2017 O1)、アンドロメダ座大銀河、網状星雲など。

高速で自転する「レグルス」の秘密

2017/09/25
高速で自転する星からは偏光した光が放出されるという50年前の予測が、しし座の1等星レグルスの観測によって初めて確かめられた。

銀河衝突で誕生した超大質量ブラックホールのペア

2017/09/25
複数の電波望遠鏡を用いた観測から、銀河同士が衝突・合体すると超大質量ブラックホールのペアが形成されることが確認された。

2017年10月の現象ガイド

2017/09/25
主な現象/上旬:金星と火星が大接近/4日:中秋の名月/18日:細い月と金星、火星が接近/20日:天王星が衝/21~22日:オリオン座流星群

江戸時代の古典籍に記録が残る史上最大の磁気嵐

2017/09/22
江戸時代の日記や文献に残された記述から、1770年に京都で観測された巨大なオーロラを発生させた磁気嵐が史上最大規模であったことが推定された。

宇宙プラズマから電波が発生する瞬間を特定

2017/09/22
NASAの磁気圏観測衛星「テミス」の観測データから、宇宙空間で自然発生する周波数1Hz程度の電波の一種が発生する瞬間が特定された。

投稿画像ギャラリー:エイサスエスエヌ彗星など57枚

2017/09/22
明け方の月と惑星集合、エイサスエスエヌ彗星(C/2017 O1)、アンドロメダ座大銀河など。

「ひので」撮影、大規模フレアを起こした活動領域の磁場構造とX線動画

2017/09/21
9月6日から11日にかけて太陽で4回発生した大規模フレアを起こした活動領域について、太陽観測衛星「ひので」がフレア発生前から観測を続けていた磁場構造の画像が公開された。爆発の瞬間をX線観測でとらえた動画も公開されている。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

主星の光を9割以上取り込む黒い惑星

2017/09/21
ぎょしゃ座方向の系外惑星「WASP-12 b」はアスファルトのように真っ黒で、主星からの光の94%ほどを取り込んでしまうことが明らかになった。ホットジュピターに分類される系外惑星の多様性を示す観測結果だ。

こだわり天文書評『ナチスと隕石仏像』『14歳からの天文学』など10冊

連載・読み物
2017/09/21
金井三男さんによる『ナチスと隕石仏像』『カリスマ解説員の楽しい星空入門』など4冊のレビューと、星ナビ2017年9月号「ほんナビ」の『14歳からの天文学』『世界でいちばん素敵な宇宙の教室』など6冊のレビューを公開。

系外惑星の大気中に酸化チタンを初検出

2017/09/20
系外惑星の大気中に酸化チタンが初めて検出された。高温の巨大惑星「ホットジュピター」の大気組成や圧力、温度などを知るうえで大きな情報となる。

月の土壌に含まれる水の全球分布図

2017/09/20
月の土壌中に含まれる水の全球分布図が作成された。将来の月探査における水の供給源となり得る場所を示すものである。

さじアストロパーク、探査機「オシリス・レックス」の撮影に成功

2017/09/20
鳥取市さじアストロパークの103cm反射望遠鏡が、23日の地球スイングバイを前に地球に近づきつつある小惑星探査機「オシリス・レックス」の姿をとらえた。

【特集】中秋の名月(2017年)

2017/09/20
秋といえばお月見。今年の中秋の名月(十五夜)は10月4日です。満月の2日前で少し欠けていますが、名月であることに変わりはありません。澄んだ夜空に浮かぶ、美しい月を眺めましょう。

世界最大級の銀河の電波写真集が描き出す、星の誕生過程

2017/09/19
国立天文台野辺山宇宙電波観測所の45m電波望遠鏡による127個の銀河の観測から、分子ガスの性質が銀河の中で一様ではないことや銀河によって異なることが示された。

さよなら、「カッシーニ」

2017/09/19
NASAの土星探査機「カッシーニ」は9月15日の夜に予定どおり土星の大気に突入し、打ち上げから20年にわたるミッションを終了した。

投稿画像ギャラリー:月と水星・金星・火星など51枚

2017/09/19
18日明け方の細い月と金星、19日未明の細い月と水星・火星など。

自ら形を変える110億光年彼方の銀河

2017/09/15
すばる、ハッブル、アルマの3つの望遠鏡による観測研究から、110億光年彼方の銀河が円盤状の形をしており、その中心で銀河の形を変えるほどの激しい星形成が起こっている様子が明らかになった。銀河の進化過程が、定説となっている衝突合体以外にも存在したことを示す重要な証拠となる。