AstroArts Topics

ヘッドライン

星ナビ.com 中野主一さん「新天体発見情報 144」

連載・読み物
2017/08/10
星ナビ2017年9月号掲載分(ウェブ版)。 PANSTARRS彗星(2016 VZ18)の増光/ボリゾフ彗星(2017 E1)/木星の第VI衛星ヒマリア

2017年8月19日 細い月と金星が接近

2017/08/10
8月19日の未明から明け方、東の低空で月齢26の細い月と金星が接近して見える。

成層圏を持つ系外惑星

2017/08/09
主星のすぐ近くを巡る系外惑星の一つに、成層圏が存在する強い証拠が見つかった。大気の最上層部は2500度にも達している。

海王星の赤道付近に地球サイズの嵐

2017/08/09
海王星の赤道付近に、地球の4分の3ほどの広がりをもつ巨大な嵐が観測された。

投稿画像ギャラリー:月食など53枚

2017/08/09
8日の部分月食、土星など。

8月27日、東京で「宇宙へのいざない~宇宙を学べる大学への進学説明会~」

2017/08/09
8月27日(日)、東京理科大学で「宇宙へのいざない~第7回 宇宙を学べる大学への進学説明会~」が開催される。

クジラ銀河の周りに見つかった多くの「銀河の化石」

2017/08/08
すばる望遠鏡の観測により、クジラ銀河の周りに「銀河の化石」ともいわれる恒星ストリームや矮小銀河が見つかった。銀河の歴史を解明する上で重要な手がかりとなると期待される。

太陽の核は表面より4倍速く回転

2017/08/08
40年間探し続けられてきた太陽の「gモード振動」の存在を示す証拠が見つかり、太陽の核が表面に比べて約4倍も速く回転していることが明らかになった。

40周年を迎える探査機「ボイジャー」

2017/08/07
NASAの探査機「ボイジャー1号」と「ボイジャー2号」は、この8月と9月に打ち上げから40年を迎える。探査は今も続いており、地球から200億kmほど離れたところからデータを送ってきている。

遠方銀河団で進む星の少子化の原因

2017/08/07
94億光年彼方の銀河団の中心から離れたところに、最近銀河団に加わったと思われるガスを豊富に含む銀河が多数見つかった。銀河が銀河団に飲みこまれる過程と星生成活動の低下に密接な関係があることを示している。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

2017年8月13日 ペルセウス座流星群が極大

2017/08/07
8月13日、ペルセウス座流星群の活動が極大となる。満月過ぎの月明かりがあり条件は良くないが、12日深夜から13日明け方にかけて1時間あたり10~20個程度の流れ星が見られそうだ。

銀河の「ダビデ」と「ゴリアテ」

2017/08/04
合体する運命にある2つの銀河をハッブル宇宙望遠鏡がとらえた。小さい方の銀河は、その小ささにもかかわらず、隣の大きい銀河の構造や星生成に大きな影響を与えている。

3つの年代に分かれるオリオン座大星雲の若い星々

2017/08/04
ヨーロッパ南天天文台のVLTサーベイ望遠鏡による観測から、オリオン座大星雲の若い星々の年齢が異なる3グループに分かれることが明らかになった。これまで考えられていたよりはるかに速い時間スケールで爆発的な星生成が進んでいるようだ。

投稿画像ギャラリー:月、星雲など43枚

2017/08/04
月、土星、C/2017 O1彗星、星雲など。

天の川銀河の物質の半分は別の銀河からやってきた

2017/08/03
スーパーコンピューターによるシミュレーションから、天の川銀河の物質の半分は遠い銀河からやってきたらしいことが示された。私たちの体の一部も銀河外物質からできているのかもしれない。

衛星「タイタン」に、生命に関わる2種の分子

2017/08/02
土星の衛星「タイタン」に興味深い2種類の分子が発見された。一つは地球上の原始的な生物を作る基となったもの、もう一つは細胞膜のような微小な球体を自然に作る可能性のあるものだ。

ISSから撮影された高解像度4K映像

2017/08/02
国際宇宙ステーションから撮影された高解像度4K映像が公開された。民生用カメラとしては初の撮影成功で、地球の様々な表情が美しく鮮明にとらえられている。

星ナビ9月号は「月明かりのペルセ群」と「ケンコー スカイメモT」

2017/08/02
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2017年9月号は、8月5日(土)発売です。夏といえばペルセウス座流星群。月明かりのある中での撮影テクニックを紹介しています。日食直前の太陽活動に、59年前の隕石落下の新証言、スマホで操作するコンパクト赤道儀から、アインシュタインゆかりの街まで、天文を軸に古今東西を行き来する読み応えのある一冊です。

月の内部に水が存在する新たな証拠

2017/08/01
アポロ計画による月のサンプルの分析とインドの探査機「チャンドラヤーン1号」のデータから、月面に広範囲に広がる火山性堆積物の中に初めて水が検出され、月にかなりの量の水が存在する可能性が示された。

残り1か月半、探査機「カッシーニ」のミッション

2017/08/01
土星探査機「カッシーニ」の最終ミッション「グランドフィナーレ」の終了まで残り1か月半となった。カッシーニが土星本体と環との間を飛行して取得したデータから、土星の磁場がほとんど傾いていないことなどが明らかにされている。