AstroArts Topics

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渦巻き模様が伝える星の最期のメッセージ

2017/03/07
年老いた星の周囲にガスの渦巻き模様がとらえられ、その模様の解析から、直接観測することができない連星系の軌道運動が導き出された。

「あかつき」2つのカメラが科学観測を休止

2017/03/07
JAXAは、金星探査機「あかつき」に搭載されている5つのカメラのうち、IR1とIR2の科学観測休止を決定した。

2017年3月14日 月と木星が接近

2017/03/07
3月14日の宵から15日の明け方、月齢16の月と木星が接近して見える。スピカも近くに並んでいる。

投稿画像ギャラリー:散開星団、銀河など54枚

2017/03/07
月、木星、散開星団、銀河など。

銀河の「薄いガス」と「濃いガス」の同時観測に初成功

2017/03/06
銀河全体に広く分布する「薄いガス」と、新たに誕生する星のもととなる「濃いガス」が世界で初めて同時に観測された。それぞれのガスが銀河のどこにどれだけ分布しているかという情報は、新たに誕生する星の数がどのように決定されるのかを解明するうえで重要な手がかりとなる。

投稿画像ギャラリー:月面X、小惑星による恒星食など79枚

2017/03/06
3月5日の月面X、小惑星Juvisiaによる恒星食、彗星、銀河など。

ブラックホールの超高速ガス流の急速な温度変化

2017/03/03
ブラックホールの周囲から噴出する、渦巻く超高速ガス流の温度が急速に変化している様子が初めてとらえられた。

投稿画像ギャラリー:彗星、銀河など52枚

2017/03/03
太陽のプロミネンス、彗星、オメガ星団、惑星状星雲など。

すばる望遠鏡による大規模観測データを公開、7000万個の銀河や星

2017/03/02
すばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラ「ハイパー・シュプリーム・カム」で進められている観測プログラム「HSC-SSP」の第1期データが公開された。7000万個の銀河や星が含まれた、「宇宙の国勢調査」とも言える大規模なものだ。

星ナビ4月号は「絶好のアルデバラン食」と「アメリカ皆既まで5か月」

2017/03/02
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2017年4月号は、3月4日(土)発売です。イチ押しは「絶好のアルデバラン食」。4月1日のアルデバラン食は、夕方の空で全国的に見られる好条件の現象です。薄明の中、地球照の美しい月とアルデバランを見て、撮って楽しみましょう。5か月後に迫ったアメリカ横断皆既日食の耳より情報もお忘れなく。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

超新星1987A発見から30年

2017/03/01
30年前に出現した超新星1987Aは、多波長観測や経年変化の追跡で研究者や天文ファンを魅了し続けている。

スペースX社、2018年末に民間人2人を月周回軌道へ

2017/03/01
スペースX社が来年末に民間人を宇宙船に搭乗させ、月を周回して地球へと帰還する往復旅行の実施計画を発表した。

投稿画像ギャラリー:木星など43枚

2017/03/01
細い月、木星、本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星(45P)など。

冥王星と衛星の地名のテーマが公式決定

2017/02/28
国際天文学連合は、冥王星やその衛星の地形の名称について公式にテーマを決定した。冥界の神や冥王星研究に尽力した人物、探査機などが選ばれており、今後はテーマに沿った名称が提案、承認されていくことになる。

投稿画像ギャラリー:火星と天王星、オーロラなど43枚

2017/02/28
接近中の火星と天王星、オーロラ、彗星など。

中間赤外線で明るく輝く土星の「カッシーニの間隙」

2017/02/27
すばる望遠鏡が撮影した土星の画像を使った研究で、可視光線では常に暗い「カッシーニの間隙」や「C環」が中間赤外線では明るく見えることがあり、見え方に季節変化があることがわかった。

日本初の月面探査ローバー、名称は「SORATO」

2017/02/27
月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」に日本から唯一参加する日本初の月面探査ローバーの名称が「SORATO」に決まった。3万通を超える応募の中から選ばれたものだ。

投稿画像ギャラリー:彗星など66枚

2017/02/27
エンケ彗星(2P)、タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星(41P)、本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星(45P)、ジョンソン彗星(C/2015 V2)など。

2017年3月の現象ガイド

2017/02/24
主な現象/14~15日:月と木星が接近/21日:月と土星が接近

40光年彼方に地球サイズの7惑星

2017/02/23
みずがめ座の赤色矮星「TRAPPIST-1」の周囲に、地球サイズの惑星が7つ発見された。1つの星の周りに地球サイズの惑星がこれほど多く見つかったのは初めてのことだ。7つのうち3つはハビタブルゾーン内に位置している。