AstroArts Topics

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天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ10」が10.0bにアップデート

2014/11/25
天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ10」の10.0bアップデータを無償公開しました。2014年7月に公開した10.0aでの機能追加や修正に加えて、その後の機能修正によりさらに快適にお使いいただけるようになります。

こぐま座流星群が極大

2014/11/24
こぐま座流星群の活動が、12月23日の明け方に極大となる。例年それほど多くは流れないが、今年はやや多めとの予想もある。冬の星座を眺めていると見えるかもしれない。

細い月と土星が大接近

2014/11/24
12月20日の明け方、南東の空で月齢27の細い月と土星が大接近しているのが見える。

銀河中心ブラックホールの自転軸、宇宙の巨大網に沿う傾向

2014/11/21
欧州研究者らの観測から、明るい銀河の中心ブラックホールの自転軸の方向が、宇宙に広がる巨大な網の目構造に沿う傾向が見つかった。宇宙の進化プロセスを探るうえで重要なヒントになりそうだ。

「ひので」がとらえた巨大黒点の磁場構造

2014/11/20
24年ぶりの大きさとなった太陽の巨大黒点を、衛星「ひので」がその磁場構造とともにとらえた。黒点領域の磁場と、フレアによる地球への影響との関連性から、今後の推移が注目される。

水素の霧が晴れた?131億年前に突然現われた銀河たち

2014/11/20
初期宇宙において、観測される銀河からの光が急激に増えていることが、すばる望遠鏡の観測からわかった。中性水素の“霧”が晴れる現象「宇宙再電離」が関わっている可能性が高く、初期宇宙の出来事を探る大きな手がかりとなりそうだ。

ビッグバン直後に、なぜ宇宙は崩壊しなかったか

2014/11/19
素粒子物理学の標準理論は、なぜヒッグス粒子の生成によってビッグバン後に宇宙が不安定となり崩壊しなかったのかについて、答えを出せていない。その謎については、未知の物理が働いたからだといった理論が複数考えだされているが、答えは意外にシンプルな説明で得られるという研究成果が発表された。

フィラエが地球へ送信したデータの分析進められる

2014/11/19
チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に着陸した「フィラエ」が取得・送信したデータの初期分析から、彗星の大気の成分や表層のようすなどが少しずつ明らかになっている。

いて座A*ブラックホールからやってくる高エネルギーニュートリノ

2014/11/18
由来のわからなかった高エネルギーのニュートリノが、天の川銀河中心の巨大質量ブラックホールからやってくるという兆候が初めてとらえられた。

星ナビ編集部と行く!ふたご座流星群撮影ツアー in 伊豆大島

2014/11/17
12月14日に極大を迎える「ふたご座流星群」を光害の影響を受けない伊豆大島で観察、撮影しよう!「星ナビ」編集部と行くふたご座流星群撮影ツアーの参加者を募集中です。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

彗星表面の直接探査に成功 大任果たしフィラエ冬眠

2014/11/17
チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の表面に着陸した「フィラエ」が観測データの取得・送信に成功し、日照不足による冬眠モードに入った。

彗星表面からフィラエが見た初めての景色

2014/11/14
史上初の彗星着陸を果たした「フィラエ」から、着地後の撮影画像が届いた。フィラエは当初の予定から外れた場所に着地したとみられるが、状況を慎重に確認しながら世界初の画期的探査が進められている。

小惑星探査機「はやぶさ」「はやぶさ2」の両面ポスターを発売

2014/11/13
アストロアーツオンラインショップから、小惑星探査機「はやぶさ2」を先代機「はやぶさ」とともにフィーチャーした両面ポスターが発売されました。いよいよ11月30日、はるかなる宇宙に旅立つ「はやぶさ2」をいつでも身近に感じながら見守ることができる1枚です。

史上初の快挙、フィラエが彗星表面に着陸

2014/11/13
欧州の彗星探査機「ロゼッタ」の着陸機「フィラエ」が日本時間13日未明、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の地表に到達し、史上初となる彗星着陸を果たした。地表への固定作業に一部不具合があり、運用チームでは確認と対策を検討中だ。

粒子数2400億で天の川銀河の進化をシミュレーション

2014/11/12
約2400億個の粒子を用いた、過去最大規模の天の川銀河進化の数値シミュレーションが行われた。銀河内の星の観測データと直接比較できるシミュレーションデータを得ることができるようになり、天の川銀河の構造や進化過程が明らかになっていくと期待される。

フィラエ分離成功 史上初彗星着陸の報は深夜1時ごろ

2014/11/12
12日17時半ごろ(日本時間)、欧州の探査機「ロゼッタ」が着陸機「フィラエ」をチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の地表に向けて投下した。着陸成功の報が地球へ届くのは13日1時ごろの予定だ。

有志プロジェクトの目で見つけた、1年が不規則な系外惑星

2014/11/11
機械的には検出が難しい、不規則な公転周期の系外惑星を、有志プロジェクトが人間の目で見つけた。他の惑星の性質もわかるなど、この発見は惑星系全体を知る大きな手がかりとなっている。

KISSプロジェクトでふたご座に矮新星を発見

2014/11/11
長野県木曽観測所の超新星探査計画「KISSプロジェクト」により10月27日、ふたご座に矮新星が発見された。

赤外線背景放射の「ゆらぎ」が示す、大量の未知の星

2014/11/10
観測ロケットに搭載されたカメラの赤外線画像から、宇宙背景放射に未知の「ゆらぎ」が見つかった。この模様はこれまでに見つかっている星や銀河などの放射だけでは説明がつかないもので、例えば他の銀河の周囲に大量に存在する暗い星など、未知の赤外線光源が大量に存在することを示している。

ふたご座流星群が極大

2014/11/10
ふたご座流星群が、12月14日から15日にかけての夜に見ごろとなる。夜半前までは月明かりの影響がない好条件で、空の暗いところでは1時間に30個ほどの流れ星が見える可能性がある。