AstroArts Topics

太陽系

探査機「ドーン」、準惑星ケレス到着まであと2か月

2015/01/20
NASAの小惑星探査機「ドーン」が、次の目標である準惑星ケレスを撮影した。同探査機は3月6日にケレスに到着し、約1年半探査を行う予定となっている。

11年前に行方不明となった火星着陸機「ビーグル2」を発見

2015/01/19
NASAの火星探査機の画像から、2003年に行方不明となったイギリスの火星着陸機「ビーグル2」が見つかった。太陽電池パネルが一部展開していない状態とみられ、これが通信不全の原因になったようだ。

土星の位置を正確に計測

2015/01/09
土星探査機「カッシーニ」と電波望遠鏡ネットワークを利用した観測により、土星やその衛星の位置が従来よりはるかに高い精度で求められた。

火星の地下に水素の貯蔵層が存在

2014/12/24
東京工業大学の臼井寛裕さんらが火星隕石の分析から、火星の地下に水素の貯蔵層が存在することを発見した。その貯蔵量は過去に火星表面に存在した海水量に匹敵する可能性があるという。

金星探査機「あかつき」が明らかにした太陽風加速

2014/12/18
金星探査機「あかつき」を利用した観測から、太陽から離れた場所でガスが加熱され、太陽風が加速されるメカニズムが明らかになった。

ビーナスエクスプレス、運用終了

2014/12/18
欧州の金星探査機「ビーナスエクスプレス」の8年にわたるミッション終了が発表された。

火星で一時的に急増したメタンと有機分子の発見

2014/12/17
NASAの探査車「キュリオシティ」が火星の大気を20か月かけて調べた結果、メタンの量が、ある期間だけその前後に比べ10倍も増加していることがわかった。また、ドリルで穴を開け採取した粉状の岩石サンプルからは、有機分子も検出された。

ビーナスエクスプレスが通信不安定に 燃料切れか

2014/12/15
8年間金星を周回軌道から観測してきた欧州の探査機「ビーナスエクスプレス」の通信が11月末から不安定になっている。推進剤が尽きたとみられ、早ければ来年1月中旬に金星大気に突入する見込みという。

チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星、地球と異なる水の起源

2014/12/12
欧州探査機「ロゼッタ」の観測により、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の水が地球のものとは異なることがわかった。地球の水がどこから運ばれてきたか、その起源に関して新たな議論を呼び起こしそうだ。

地上で初めて彗星由来の塵を発見

2014/12/11
日米の共同研究チームが、南極の氷の中から彗星に由来する塵を発見した。地上で見つかったのは初めてのことだ。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

火星のクレーターをかつて満たした湖

2014/12/10
火星探査車「キュリオシティ」の調査から、かつてクレーター内に大きな湖があり、30億年以上前に枯渇と充満を繰り返した時期があったことがわかってきた。

「はやぶさ2」、翼を広げ順調に飛行

2014/12/05
3日に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」は、飛行体勢を整えるクリティカル運用を無事終了して正常に飛行中だ。小惑星物質採取用ホーンを伸ばした確認画像も届いた。

「はやぶさ2」、打ち上げ成功

2014/12/03
3日午後、小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH-IIAロケットが種子島宇宙センターから打ち上げられた。「はやぶさ2」は15時すぎにロケットから無事分離され、小惑星1999 JU3を目指す旅を開始した。

「はやぶさ2」、3日午後に打ち上げ見込み

2014/12/02
当初の予定だった11月30日から延期となっていた小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げが、12月3日午後に実施される見込みだ。3基の小型副衛星とともに種子島宇宙センターから打ち上げられる。

「はやぶさ」から「はやぶさ2」へ、受け継がれる旅

2014/11/28
小惑星探査機「はやぶさ2」が宇宙への旅立ちを目の前にした今この時、先代機「はやぶさ」から受け継がれるものとは。大好評となった「HAYABUSA − BACK TO THE EARTH −」に続く全天周映像作品「HAYABUSA2 − RETURN TO THE UNIVERSE −」が全国で上映中の上坂浩光監督が綴る。

「はやぶさ2」、12月1日以降に打ち上げ延期

2014/11/28
11月30日に種子島宇宙センター(鹿児島)で予定されていた小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げが、12月1日以降に延期された。

はやぶさからはやぶさ2へ 旅のプロローグ

2014/11/25
小惑星探査機「はやぶさ」の地球帰還から4年。その後継機である「はやぶさ2」の打ち上げまであと5日。発売中の「星ナビ」12月号の特集から、ミッションマネージャ・吉川真さんによる解説記事を一部抜粋で紹介する。

「ひので」がとらえた巨大黒点の磁場構造

2014/11/20
24年ぶりの大きさとなった太陽の巨大黒点を、衛星「ひので」がその磁場構造とともにとらえた。黒点領域の磁場と、フレアによる地球への影響との関連性から、今後の推移が注目される。

フィラエが地球へ送信したデータの分析進められる

2014/11/19
チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に着陸した「フィラエ」が取得・送信したデータの初期分析から、彗星の大気の成分や表層のようすなどが少しずつ明らかになっている。

彗星表面の直接探査に成功 大任果たしフィラエ冬眠

2014/11/17
チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の表面に着陸した「フィラエ」が観測データの取得・送信に成功し、日照不足による冬眠モードに入った。