AstroArts Topics

ヘッドライン

11年前に行方不明となった火星着陸機「ビーグル2」を発見

2015/01/19
NASAの火星探査機の画像から、2003年に行方不明となったイギリスの火星着陸機「ビーグル2」が見つかった。太陽電池パネルが一部展開していない状態とみられ、これが通信不全の原因になったようだ。

まだまだ見ごろのラヴジョイ彗星

2015/01/16
昨年末から双眼鏡で見える明るさになっているラヴジョイ彗星(C/2014 Q2)が、1月中は4等台でまだまだ見ごろだ。1月20日の新月前後や明るい天体との接近など見つけやすい機会をチェックして、ぜひ実際に見てみよう。

天文衛星「あかり」が遠赤外線でとらえた全天画像

2015/01/15
2011年に運用終了した天文衛星「あかり」が遠赤外線で行った観測をもとにした全天画像データが作成・公開された。従来のデータよりも解像度が大幅に向上し、より長波長までデータがそろっているため星や惑星の誕生を詳しく調べられるなど、幅広い分野での活用が期待される。

エクリプスナビゲータ Ver.2.5用 3月20日北大西洋~北極海皆既の月縁あり日食要素をリリース

2015/01/15
今年3月20日に北大西洋から北極海にかけて見られる皆既日食を、日食シミュレーションソフト「エクリプスナビゲータ Ver.2.5」で月縁の形状を補正して正確に再現するための日食要素を無償公開しました。

宇宙飛行士の健康問題解決に貢献か、体長1mmの線虫

2015/01/14
国際宇宙ステーション(ISS)で宇宙航空研究開発機構(JAXA)が行った実験で育った、体長たった1mmの線虫が、宇宙飛行士が抱える骨や筋肉の衰えといった健康問題を解決する答えを出してくれるかもしれない。

へび座のLDN 483 暗黒星雲から始まる星の輝き

2015/01/14
チリ・ラシーヤ天文台のMPG/ESO 2.2m望遠鏡が、へび座方向の暗黒星雲「LDN 483」をとらえた。星雲の内部では、数多くの星の胎児たちが輝きを放つ時を待っている。

星座早見アプリ「スマートステラ」が「auスマートパス ベストアプリ 2014」に選出

2015/01/09
「auスマートパス」のアプリ取り放題サービスで提供されているAndroid端末用星座早見アプリ「スマートステラ」が、「auスマートパス ベストアプリ 2014」のユーザ評価部門を受賞しました。

土星の位置を正確に計測

2015/01/09
土星探査機「カッシーニ」と電波望遠鏡ネットワークを利用した観測により、土星やその衛星の位置が従来よりはるかに高い精度で求められた。

夜空の明るさ比較キャンペーン「GLOBE at Night」が11日スタート

2015/01/09
世界各地での星の見え方を報告しあい、夜空の明るさを比較する「GLOBE at Night」キャンペーンが、今年は「国際光年2015」の公式イベントとして開催される。2015年の第1回目は1月11日から、オリオン座の星を対象に実施される。

2つの“風”が巻き起こす、りゅうこつ座エータ星の変化

2015/01/08
連星それぞれからの恒星風が周囲を包む星雲を作り出すりゅうこつ座η(エ-タ)星。2つの星の最接近で起こる現象の詳細が明らかにされた。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

月と土星が接近

2015/01/08
2月13日の未明から明け方、南東の空で月齢23の月と土星が接近しているのが見える。その下にはさそり座のアンタレスも輝いている。

木星がかに座で衝

2015/01/08
宵のころ南東の空でひときわ明るく輝いている木星が、2月7日に衝となる。一晩中見えるので観察の好機だ。

油井宇宙飛行士が5月からISSに長期滞在

2015/01/08
今年5月から国際宇宙ステーションに滞在する油井亀美也宇宙飛行士が5日、記者会見で初ミッションへの抱負を語った。

ハビタブルゾーンの系外惑星を8個発見

2015/01/07
ハビタブルゾーンに存在する系外惑星が新たに8個見つかった。8つのうち2つは、これまでに発見されたどの天体よりも地球に似ているという。

天の川銀河中心「いて座A*」で起こった巨大X線フレア

2015/01/07
2013年9月、天の川銀河中心の電波源「いて座A*」で通常の400倍もの明るさのX線フレアが観測された。その要因ははっきりとわかっておらず、巨大ブラックホールのふるまいとその周辺環境に関して疑問を投げかけている。

時速300万kmで広がる、天の川の巨大バブル

2015/01/06
天の川銀河中心から広がる巨大バブルの観測により、構造内のガスの広がる速度や温度などがわかった。この「フェルミバブル」を作り上げた爆発現象の詳細が明かされつつある。

系外惑星の大気を解明 新カメラ「MuSCAT」が始動

2015/01/06
岡山天体物理観測所で昨年12月24日、系外惑星の発見と大気調査を目的として開発された新しい観測装置「MuSCAT(マスカット)」の最初のテスト観測が行われた。

宇宙の歴史を左右する、ダークマターの分布解明のカギ

2015/01/05
カブリIPMUの研究チームが、銀河周囲のダークマターの分布進化をシミュレーションする際に重要となるカギを見つけ出した。従来無視されていた、銀河団よりはるかに大きなスケールの周囲環境の影響を考慮することで、ダークマターの分布をより正確に推定できるようになるという。

2015年のミラ型変光星の明るさ変化予測

2015/01/05
明るい変光星を数か月にわたって肉眼や双眼鏡で眺めると、その光度が変化する様子を見て楽しむことができる。長周期で明るさが大きく変わるミラ型変光星のうち主な11個について、2015年の光度変化の予測グラフをお寄せいただいた。

星ナビ2月号は「天文現象2015」と「はやぶさ2」の出帆

2015/01/05
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2015年2月号は、1月5日(月)発売です。特集「天文現象ハイライト」と特別付録「星空ハンドブック2015」で、2015年の天体観測計画は完璧! 幻の「ほうおう座流星群」との再会と「はやぶさ2」の旅立ちなど、ホットな情報も満載です。