AstroArts Topics

ヘッドライン

板垣さん、ヘルクレス座の銀河に超新星発見、153個目

2020/03/13
山形県の板垣公一さんが3月11日、ヘルクレス座の銀河に超新星2020ekkを発見した。板垣さんの超新星発見は今年6個目、通算153個目。

天体写真ギャラリー:金星と天王星など84枚

2020/03/13
月、金星、金星と天王星の接近、銀河など。

オーロラの「またたき」を制御するのは宇宙の「さえずり」

2020/03/12
ジオスペース探査衛星「あらせ」と地上からの光学観測を組み合わせることによって、脈動オーロラの「またたき」には高エネルギー電子のコーラス波動による「さえずり」が影響していることが初めて示された。

2020年3月19日 月と土星が接近

2020/03/12
3月19日の未明から明け方、南東の低空で月と土星が接近する。

土星にタイタンしか巨大衛星が存在しない理由

2020/03/11
土星とタイタンのように、惑星の周りに大型衛星が1つしか存在しない衛星系を形成するメカニズムは従来不明とされていたが、シミュレーションによってこれを初めて再現した研究成果が発表された。

ほんの60年前にジェットを噴出して変身し始めた老齢の星

2020/03/10
アルマ望遠鏡による、老齢の星を含む連星系の観測で、星から噴き出すジェットとその周囲の物質の分布が描き出された。わずか60年ほど前に噴き出したジェットによって星周囲のガス雲の形状が変形している様子が、高解像度でとらえられている。

天の川銀河の歪みの原因は矮小銀河の衝突かもしれない

2020/03/09
位置天文衛星「ガイア」のデータ解析から、天の川銀河の円盤に見られる歪みは、過去に矮小銀河と衝突した痕跡である可能性が示された。

次第に加速する、M87から噴出するジェット

2020/03/09
楕円銀河M87の中心の超大質量ブラックホール近傍から噴出するジェットが加速する様子が、超高解像度の電波観測により明らかにされた。

天体写真ギャラリー:金星など53枚

2020/03/09
虹の入江、金星など。

新型宇宙線望遠鏡で極高エネルギー宇宙線の観測に成功

2020/03/06
京都大学などの研究グループが、宇宙空間で最大のエネルギーを持つ「極高エネルギー宇宙線」を新開発の望遠鏡で観測することに成功した。この極高エネルギー宇宙線を今後さらに広い範囲で定常観測し、その発生源を突き止めることが期待される。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

サポーターになって子供たちに星空を届けよう

2020/03/06
子供たちに合計1000台もの組み立て式天体望遠鏡をプレゼントするプロジェクトがスタート。

ブラックホールからの最強のジェットで作られた銀河団内の空洞

2020/03/05
X線と電波による観測から、へびつかい座銀河団に巨大な空洞が存在していることが確認された。銀河団中心の銀河に潜む超大質量ブラックホールから噴出したジェットで形成されたとみられ、現象のエネルギー量はこれまでの記録より5倍も大きい。

屈折鏡筒「AR102 Air-Spaced Doublet Refractor」新発売

2020/03/05
高コントラストでクリアな視界の口径102mmアクロマート屈折鏡筒。アタッチメントプレートや8×50ファインダー付属。価格68,200円。

高緯度ほど不安定、金星大気の熱構造

2020/03/04
探査機「あかつき」などによる観測から、金星の高度40~85kmにおける気温分布が調べられた。金星では高緯度ほど大気が不安定な領域が広がっており、地球の大気構造とは反対の傾向にあるようだ。

2020年3月上旬 金星と天王星が接近

2020/03/04
3月上旬ごろ、夕方から宵の西の空で、金星と天王星が接近する。最接近は3月8日ごろ。

地震や磁場など、火星探査機インサイトの初期成果を発表

2020/03/03
2018年11月に火星に着陸した探査機「インサイト」の、これまでの探査による初期成果が発表された。

重力波望遠鏡「KAGRA」が観測開始

2020/03/03
2019年秋に完成した大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」が2月25日、重力波観測のための連続運転を開始した。

板垣さん、コップ座の銀河に超新星発見、152個目

2020/03/03
山形県の板垣公一さんが2月17日、コップ座の銀河に超新星2020cuiを発見した。板垣さんの超新星発見は今年5個目、通算152個目。

ソンブレロ銀河のハローには金属欠乏星がほとんどない

2020/03/02
ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、ソンブレロ銀河のハローには低金属星の割合が非常に小さい一方、金属の豊富な星の割合が予想以上に高いことが示された。典型的な渦巻銀河に見られるものとは異なる傾向だ。