AstroArts Topics

ヘッドライン

TRAPPIST-1の地球型惑星は一度大気を失い、回復した

2020/02/04
地球サイズの惑星を7個持つTRAPPIST-1の惑星の大気は、地球大気などど同様に天体衝突や火山活動などで二次的にもたらされたものである可能性が高いという研究結果が発表された。

星ナビ3月号は「楽しい電視観望」と「ビクセンのコン赤 ポラリエU」

2020/02/03
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2020年3月号は2月5日(水)発売です。みんなで同時に星空を観て楽しめる「電視観望」や、1台で赤道儀とモーションタイムラプス機材の2通りの使い方ができるコンパクト赤道儀「ポラリエU」を紹介します。

板垣さん、2時間で2個の超新星発見、通算151個に

2020/02/03
山形県の板垣公一さんが1月29日、うみへび座の銀河に超新星2020bijを、りょうけん座の銀河に超新星2020bioを発見した。板垣さんの超新星発見は今年3、4個目で、通算151個となった。

2021年の暦要項発表、日本からは月食が2回

2020/02/03
国立天文台から、来年2021年の「令和3(2021)年暦要項」が発表された。5月26日に全国で月食の皆既食が見られる。伝統的七夕は8月14日、中秋の名月は9月21日。

2020年2月10日 水星が東方最大離角

2020/02/03
2月10日、夕方の西南西の低空に見えている水星が太陽から最も離れて東方最大離角となる。

天体写真ギャラリー:月面Xなど58枚

2020/02/03
1日の月面X、岩本彗星(C/2020 A2)など。

超高輝度超新星SN 2006gyの正体を解明

2020/01/31
2006年に出現した超新星SN 2006gyは、通常の10倍以上明るく輝いた特異な天体だ。最新理論によるモデルから、その正体が従来考えられていたような大質量星の特異な爆発ではなく、Ia型超新星らしいことが示された。

天体写真ギャラリー:二重星団とパンスターズ彗星など64枚

2020/01/31
黒点が見える太陽、二重星団とパンスターズ彗星(C/2017 T2)など。

「Sky-Watcher AZ-EQ AVANT アップグレードキット」新発売

2020/01/31
Sky-Watcherの小型軽量マウント「AZ-EQ AVANT」の赤経軸に取り付けるモータードライブ。簡単な操作で手動での微動操作も可能。オートガイダー端子も装備。特価6,380円。

彗星と星形成領域にリンを含む分子を検出

2020/01/30
大質量星形成領域の観測データと彗星の探査データから、星形成領域と彗星の両方に一酸化リンが存在していることが示された。生命に必須の元素が作られてから地球にもたらされるまでの過程をつなぐ結果である。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

重い原始星が吐き出す「熱の波」

2020/01/30
質量の大きい原始星の観測で、星への爆発的な物質降着によって発生した「熱の波」が発見された。間欠的な降着によって原始星が大量の物質を獲得するという理論を支持する成果だ。

2020年の主要なミラ型変光星の光度変化予測

2020/01/29
数か月以上の長い周期で明るさが大きく変わるミラ型変光星のうち主なものについて、2020年の光度変化の予測グラフを紹介しよう。くじら座のミラは10月ごろに極大予想となっている。

都市部で楽しむ星雲撮影「サイトロン Quad BP フィルターII」発売

2020/01/29
Hα、Hβ、[OIII]、[SII]付近の波長域を通過させ、それ以外の波長域をカットする干渉フィルター。従来の48mm径に加えて52mm径とアメリカンサイズ(31.7mm径)をラインナップ。

火星の核は地球より小さめ

2020/01/28
隕石や探査機のデータに基づいた火星の新たな内部構造モデルが計算された。火星の核は地球の核に比べて、惑星全体の質量に対する割合が小さいようだ。

モバイル性重視の経緯台マウント「モバイルポルタマウント」新発売

2020/01/28
携帯性に優れる「モバイルポルタ経緯台」のカメラ三脚搭載バージョン。ビクセン製。特価17,050円。

2700年前の宇宙線増加、複数回の巨大太陽面爆発が原因の可能性

2020/01/27
宇宙線が地球に到来したときに生成される元素を杉の年輪サンプルから分析した研究により、約2700年前に宇宙線量が増加した際の詳細が明らかにされた。複数回の超巨大太陽面爆発によって増加が引き起こされた可能性が示唆されている。

天体写真ギャラリー:馬頭星雲など63枚

2020/01/27
彗星、散光星雲など。

オウムアムアやボリソフ彗星の起源は太陽系外

2020/01/24
天体の軌道の分布に着目した研究から、恒星間天体「オウムアムア」と「ボリソフ彗星」の起源が太陽系外である可能性が高いことが示された。

2020年2月の星空ガイド

2020/01/24
主な現象/金星(夕方~宵)、火星(未明~明け方)/10日:水星が東方最大離角/18日:火星が干潟星雲と三裂星雲の間を通過/19日:月と火星が接近/20日:細い月と木星が大接近/21日:細い月と土星が接近

天の川銀河のハローに潜む想像以上に高温のガス

2020/01/23
天の川銀河を取り巻くハローには温度が異なる3つのガス成分が存在し、そのうちの1つはこれまで考えられていたよりも10倍も高温であることがX線観測で明らかになった。ハローの化学組成が予測とは異なることも示されている。