AstroArts Topics

ヘッドライン

地球に大量の物質と貴金属をもたらした大規模衝突

2017/12/12
約40億年前の太陽系で起こっていた天体衝突の再現シミュレーションから、これまで考えられていた量の2~5倍の物質が衝突によって地球にもたらされ、金やプラチナなどの貴金属も衝突を起源としている可能性が示された。

観測史上最も遠い超大質量ブラックホールを発見

2017/12/11
これまで観測された中で最も遠い距離にある超大質量ブラックホールが見つかった。宇宙誕生から間もない「暗黒時代」でこの種の天体が見つかるのは初めてのことだ。

青銅器時代の鉄製工芸品は隕鉄で作られていた

2017/12/11
青銅器時代には隕石から隕鉄が採取できることが認識されており、同時代に使用されていた鉄製工芸品のほとんどは隕鉄から作られていたことが明らかになった。鉄鉱石の精錬技術が導入された鉄器時代には、その習慣は廃れてしまったようだ。

天体画像処理ソフト「ステライメージ8」が8.0dにアップデート 9機種のデジタルカメラRAWに対応

2017/12/11
天体画像処理ソフト「ステライメージ8」用アップデータを無償公開しました。新たにキヤノン、ニコン、オリンパス、ソニーの4社・9機種のRAWデータ読み込みに対応しています。

投稿画像ギャラリー:レグルス食、彗星など60枚

2017/12/11
9日朝のレグルス食、彗星、銀河など。

重力波観測から導かれた中性子星の半径

2017/12/08
今年8月にとらえられた重力波GW170817の観測データに基づくシミュレーションによって、中性子星の半径について精密な下限値が導かれた。

太陽系外縁天体の地下海は潮汐加熱で延命

2017/12/08
太陽系外縁天体の地下海の寿命が、衛星との重力作用で起こる潮汐加熱によって延ばされている可能性を示す研究結果が発表された。

月刊「星ナビ」1月号より電子版がスタート!

2017/12/08
創刊から17年、月刊「星ナビ」電子版の配信が始まります。「星ナビ」1月号の配信は12月9日(土)から。

2017年12月15日 細い月と木星が接近

2017/12/08
12月15日の未明から明け方、南東の空で月齢26の細い月と木星が接近して見える。

探査衛星「悟空」、宇宙線電子を測定

2017/12/07
中国の暗黒物質探査衛星「悟空」こと「DAMPE」が宇宙線電子と陽電子のエネルギースペクトルを、これまでで最も高いエネルギー分解能で直接測定した。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

金井さん搭乗のソユーズ打ち上げ、今月17日に正式決定

2017/12/07
金井宣茂宇宙飛行士の宇宙への出発が12月17日(日)に正式決定された。約4か月間、国際宇宙ステーションに滞在する予定だ。

2017年12月14日 ふたご座流星群が極大

2017/12/07
12月14日、ふたご座流星群の活動が極大となる。月明かりの影響が小さい好条件で、13日宵から14日明け方、および14日宵から15日明け方にかけて1時間あたり30~50個程度の流れ星が見られそうだ。

2017年12月14日 細い月と火星が接近

2017/12/07
12月14日の未明から明け方、南東の空で月齢25の細い月と火星が接近して見える。

投稿画像ギャラリー:星雲、天の川など42枚

2017/12/07
月、彗星、散光星雲、天の川など。

宇宙の竜巻、太陽風プラズマを磁気圏へ導く

2017/12/06
衛星「MMS」の観測データとコンピューターシミュレーションから、太陽からの荷電粒子が地球磁気圏にぶつかると磁気圏内外の境界面を攪拌するミクロな渦が発生し、荷電粒子が磁気圏内に入り込む様子が明らかになった。

水のない息詰まる成層圏を持つ系外惑星

2017/12/06
ホットジュピターの一つ「WASP-18 b」は、一酸化炭素が充満し水がほとんど存在しない成層圏に包まれているようだ。

ビクセン「AXJ赤道儀」発売

2017/12/06
高剛性、高精度ながらコンパクトボディの赤道儀。搭載可能重量22kg。価格756,000円。

史上最深の分光観測で72個の銀河を新発見

2017/12/05
超大型望遠鏡VLTに搭載の分光器MUSEがハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールドを観測し、史上最も深い分光サーベイによって、新発見の72個を含む1600個の銀河の距離などを調べた。

超大質量ブラックホールの傍らで生まれた幼い星々

2017/12/04
天の川銀河の中心の超大質量ブラックホールから3光年以内という極めて近い場所に、生まれたばかりの原始星が11個発見された。このような激しい環境でも質量の小さな星が誕生しうることを示唆する興味深い結果だ。

ボイジャー1号、37年ぶりに軌道修正用スラスター噴射

2017/12/04
NASAは先月28日、探査機「ボイジャー1号」の軌道修正用スラスターを37年ぶりに動作させることに成功した。