AstroArts Topics

ヘッドライン

ガンマ線バーストが起こりそうで起こらない超新星

2015/05/07
超新星爆発には、宇宙最大規模の爆発現象であるガンマ線バーストが発生するものとしないものがある。両者の中間にあたる天体は長い間推測されてきたものの未発見のままであったが、2012年に見つかった超新星がこの天体に相当するのかもしれない。

国立天文台の4D2Uドームシアターがリニューアル公開

2015/05/07
国立天文台三鷹キャンパスの4次元デジタル宇宙(4D2U)ドームシアターが2014年秋から行っていた設備の更新作業を完了させ、4月より新上映システムでの公開を再開した。

7月20日に大阪で「第5回高校生天文活動発表会」

2015/05/07
7月20日(月・祝)、大阪市の大阪教育大学で「第5回高校生天文活動発表会-天文高校生集まれ!!-」が開催される。

探査機メッセンジャー、ミッションを終了し水星に落下

2015/05/01
探査機「メッセンジャー」が1日朝、水星に落下し、4年にわたるミッションを終了した。

ISS補給機「プログレス」にトラブル、ISSへのドッキングを断念

2015/05/01
4月28日に打ち上げられた宇宙ステーション補給機「プログレス」が制御不能に陥ったことについて、ロシア連邦宇宙庁(ロスコスモス)はISSへのドッキング断念を公式発表した。

星ナビ6月号は「彗星核に迫る」と「北大西洋~北極海皆既日食」

2015/05/01
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2015年6月号は、5月2日(土)発売です。 極寒のコロナをもとめて、極北の地へ飛んだ日食ファンたちのレポートを紹介します。注目は彗星核の驚くべき姿を届けてくる探査機ロゼッタ。活発になっていく彗星活動から目が離せません。

6月14日に都内で日食報告会

2015/05/01
6月14日(日)、東京・台場で日食報告会が開催される。今年3月に見られた皆既日食の振り返りや、来年2016年3月のインドネシア・北太平洋皆既日食(日本では部分日食)の情報共有などが行われる。

見えてきた冥王星表面の明暗、極冠の存在の可能性も

2015/04/30
NASAの探査機「ニューホライズンズ」の最新画像から、冥王星の領域の明暗が見えてきた。極冠と思われる領域もとらえられており、2か月半後に迫った最接近がますます楽しみになってきた。

すばる望遠鏡のHSC開発チーム、文部科学大臣表彰 科学技術賞を受賞

2015/04/30
すばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラ「Hyper Suprime-Cam(ハイパー・シュプリーム・カム)」開発チームが、平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰の科学技術賞 (開発部門) を受賞した。

【レポート】星空写真と天体画像処理の講習会を開催

2015/04/30
4月25日(土)、東京・池袋の池袋コミュニティ・カレッジで「星空写真」と「天体画像処理」の天文講習会が開催されました。次回の天文講習会は6月7日(日)に開催します。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

月の裏側にも!アポロのデータから深発月震の震源を決定

2015/04/28
アポロ計画で測定されたデータから、月の地震の震源が新たに5つ突き止められた。うち1件は月の裏側で発生したものだということも明らかにされている。

初期の宇宙を照らした、太陽の1億倍明るい星団

2015/04/28
宇宙で最初に生まれた星に関するシミュレーションから、星の数が10から20個ほどの小規模の星団でさえ太陽の1億倍も明るく輝いていた可能性が示唆された。

系外惑星の可視光スペクトルを初めて直接検出

2015/04/27
20年前に発見され系外惑星第1号として知られる「ペガスス座51番星b」の、可視光スペクトルが直接検出された。こうした検出の成功は初めてのことで、系外惑星や惑星系の特徴を理解するうえで大きな成果となる。

ハッブル宇宙望遠鏡、打ち上げ25周年

2015/04/24
ハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げから25周年を迎えた4月24日、記念日をお祝いする花火のような美しい画像が公開された。

油井さん、5月27日に宇宙へ

2015/04/24
油井亀美也宇宙飛行士の宇宙への出発が5月27日(水)と発表された。約6か月間、国際宇宙ステーションに滞在する予定だ。

差し渡し13億光年、宇宙最大の構造

2015/04/23
ハワイの「パンスターズ1望遠鏡」と赤外線天文衛星「WISE」の観測データから、銀河密度が異常に低い、差し渡し13億光年という巨大な領域「スーパーボイド」が発見された。この発見により、宇宙マイクロ波背景放射(CMB)中にある冷たい大きな領域「コールドスポット」の存在について説明がつきそうだという。

土星がてんびん座で衝

2015/04/23
宵のころ南東の空に見える土星が、5月23日に衝となる。一晩中見えるので観察の好機だ。

金星とポルックスが接近

2015/04/23
5月下旬から6月上旬、夕方から宵のころに、西の空で宵の明星・金星とふたご座のポルックスが接近している。最接近は5月29日ごろ。

「ペルセウス腕」、天の川銀河の平均回転速度より遅かった

2015/04/22
天の川銀河の腕の一つ「ペルセウス腕」にある大質量星形成領域の水メーザー観測から、「ペルセウス腕」全体の速度が平均的な銀河回転速度よりも毎秒30kmほど遅いことがわかった。

110億年前の宇宙に近傍最大級の銀河団の祖先

2015/04/21
すばる望遠鏡による観測で、110億年前の宇宙に見つかった原始銀河団が「かみのけ座銀河団」のような近傍最大級の銀河団の祖先に相当することがわかった。銀河団中の銀河のガスは重元素量含有率が高く、その理由について新たな知見が得られた。