AstroArts Topics

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こだわり天文書評『暗闇のなかの光』『入門 現代の量子力学』など15冊

連載・読み物
2022/10/20
金井三男さんによる『天文学者とめぐる宮沢賢治の宇宙』『暗闇のなかの光』など3冊のレビューと、星ナビ2022年10月号「ほんナビ」の『入門 現代の量子力学』『早すぎた男 南部陽一郎物語』など12冊のレビューを公開。

中性子星の合体で放出された、ほぼ光速のジェット

2022/10/19
2017年8月に観測された重力波現象「GW170817」の追観測データから、重力波源となった中性子星の合体で光速の99.97%に達するジェットが生じていたことがわかった。

板垣さん、しし座の銀河に超新星発見、今年5個目

2022/10/19
山形県の板垣公一さんが10月17日、しし座の銀河に超新星2022xxfを発見した。板垣さんは13日にも超新星を発見したばかりで、今年5個目、通算168個目となる。

系外惑星の大気に観測史上最も重い元素、バリウムを検出

2022/10/18
超高温のガス惑星WASP-76 bとWASP-121 bの大気上層からバリウムが検出された。これは今までに系外惑星の大気で検出されたことのある元素では最も重い。

10月22日に星ナビ11月号コラボ配信「天文系VTuber大集合!」を開催

2022/10/18
10月22日(土)の夜、天文系VTuberの皆さんと星ナビ11月号のコラボ配信企画を行います。

連星のダンスで生み出された17重のダストリング

2022/10/17
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が最晩年の高温星からなる連星系を赤外線でとらえた。連星を取り巻くように17重もの塵のリングを持つ珍しい姿だ。

板垣さん、おおぐま座の銀河に超新星発見、今年4個目

2022/10/17
山形県の板垣公一さんが10月13日、おおぐま座の銀河に超新星2022xlpを発見した。板垣さんの超新星発見は今年4個目、通算167個目。

地球防衛実験探査機ダート、衝突による小惑星の軌道変化に成功

2022/10/14
NASAの惑星防衛実験探査機「ダート」の衝突で小惑星ディモルフォスの軌道が変化したことが確認され、地球を天体衝突から守る技術の初実証実験は成功した。

2022年10月22日 オリオン座流星群が極大

2022/10/14
10月22日、オリオン座流星群の活動が極大となる。10月22日未明から明け方が見ごろ。

軌道周期が51分の激変星

2022/10/13
通常の恒星と白色矮星の近接連星である「激変星」としては最も短い、51分で互いの周りを回る連星が見つかった。今後、白色矮星は恒星のガスをはぎ取り続け、両者の距離はさらに縮まると予想される。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

山本さん、たて座に共生新星を発見

2022/10/13
愛知県の山本稔さんが3月に発見したたて座の新天体が、共生新星というタイプの新星であることが分光観測で確認された。

イプシロン6号機、打ち上げ失敗

2022/10/12
JAXAのイプシロンロケット6号機は12日午前に打ち上げられたが、姿勢異常により搭載した衛星を予定の軌道へ投入できないと判断され、指令信号により破壊された。

月はほんの数時間で作られたかもしれない

2022/10/11
地球に別の原始惑星が衝突して月が生まれたという仮説を、過去最高の解像度のシミュレーションで検証したところ、従来の予想よりはるかに速く、数時間で月が形成されるという結果が得られた。

秋の食変光星、アルゴルとカシオペヤ座RZが見ごろ

2022/10/11
食変光星の代表ともいうべきペルセウス座のアルゴルが宵空で見やすい季節になってきた。3日弱で周期的に暗くなる様子を観察してみよう。カシオペヤ座RZも見ごろだ。

巨大ブラックホールのフレアが電波ジェットを作り出す

2022/10/07
活動銀河核に見られる電波ジェットが作られる仕組みを説明する新モデルが提唱された。太陽フレアと同じ現象が巨大ブラックホールでも起こり、ジェットの源になるという。

若田さんISSに到着、5度目の宇宙飛行

2022/10/07
若田光一さんたち4名を乗せた宇宙船「クルードラゴン」が10月6日に打ち上げられ、7日朝に国際宇宙ステーションに到着した。若田さんたちは約半年間ISSに滞在する予定だ。

【特集】 皆既月食×天王星食(2022年11月8日)

2022/10/07
11月8日の宵に皆既月食が起こります。時間帯や月の高度、継続時間などが好条件で見やすい月食です。さらに、月食中に月が天王星を隠す天王星食も起こります。月食中の惑星食という、非常に珍しい現象です。観察や撮影の計画を立て入念に準備をして、万全の態勢で「皆既月食×天王星食」を楽しみましょう!

海を持つ惑星は赤色矮星の周りに意外と多く存在する可能性

2022/10/06
原始惑星系円盤から水素を取り込む過程を考慮すれば、太陽より低温の赤色矮星の周りには海を持つ惑星が従来の予想よりも多く存在することがシミュレーションによって明らかにされた。

探査機ジュノー、エウロパに接近飛行

2022/10/06
NASAの木星探査機「ジュノー」が衛星エウロパをフライバイし、氷で覆われた表面を撮影した。

宇宙の第一世代の恒星が残した痕跡、発見か

2022/10/05
131億光年の彼方に位置するクエーサーの元素を調べたところ、太陽の300倍近い質量を持つ宇宙第一世代の星が超新星爆発で作り出したと推定されるような特徴が見られた。