AstroArts Topics

ヘッドライン

原始星のスピンダウン機構を大規模シミュレーションで発見

2025/02/20
成長中の原始星の大規模シミュレーションから、星の回転の勢いを弱める「スピンダウン機構」が見つかった。若い星の自転速度が予想以上に遅いという観測事実の謎を解決し得る成果だ。

天文書評&新刊情報『理科年表』『星に名前をつけるなら』など7冊

連載・読み物
2025/02/20
星ナビ2025年2月号「ほんナビ」で紹介の7冊:📖理科年表📖天文年鑑📖星に名前をつけるなら📖星空のある風景 カレンダー📖月の満ち欠けカレンダー📖ビクセンオリジナル 天体 カレンダー📖星空こよみ ASTROGUIDE CALENDAR

2025年3月2日 細い月と金星が並ぶ

2025/02/20
2025年3月2日の夕方から宵、西の低空で細い月と金星が並ぶ。

2025年3月1日 細い月と水星が大接近

2025/02/20
2025年3月1日の夕方、西の低空で細い月と水星が大接近する。

2025年3月の星空ガイド

2025/02/20
見どころ/金星(夕方)、火星(夕方~未明)、木星(夕方~深夜)/1日夕方:細い月と水星が大接近/2日夕方~宵:細い月と金星が並ぶ/5日深夜:プレアデス星団食/8日:水星が東方最大離角/14日:ハワイなどで皆既月食/24日:土星の環の消失/29日:ヨーロッパなどで部分日食

長周期変光星うさぎ座R、約30年ぶりの暗い極小

2025/02/19
ミラ型変光星うさぎ座Rは今年1月上旬に極小を迎えて最も暗くなった。ここ数シーズンは極小光度がどんどん暗くなっていて、この傾向が今後も続くか注目される。

熱い銀河団の謎を解く?高温ガスの「風」をXRISMが発見

2025/02/18
X線観測衛星「XRISM」が、銀河団中心部で高温ガスの「風」を検出した。銀河団衝突の痕跡とみられ、銀河団のガスが熱い理由を解明する手がかりになるかもしれない。

初期宇宙の銀河でもダークマターが優勢

2025/02/17
アルマ望遠鏡の観測データの分析から、130億光年彼方の2つの銀河を包むハローでダークマターが優勢であることが示された。

ispaceの月着陸船「レジリエンス」、民間初の月フライバイに成功

2025/02/17
1月に打ち上げられたispaceの月着陸船「レジリエンス」が2月15日に、民間企業による商業用の月着陸船としては史上初の月フライバイに成功した。月面着陸は5月末から6月初めの予定だ。

20%OFFで受付中! 星ナビ「定期購読」申し込みのチャンス

2025/02/17
毎月「星ナビ」がご自宅に届く「年間定期購読」の新規申し込み・継続を、超お得な価格で受付中です。アストロアーツオンラインショップにて3月31日(月)まで。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

2025年2月下旬 水星と土星が大接近

2025/02/17
2025年2月下旬ごろ、夕方の西の低空で水星と土星が大接近する。最接近は2月25日ごろ。

原始惑星系円盤の3次元磁場構造の見積もりに初めて成功

2025/02/13
若い恒星を取り巻く原始惑星系円盤の偏光観測から、円盤の3次元磁場構造が初めて見積もられた。研究手法の開発とともに、惑星形成に対する磁場の役割解明にも貢献する成果だ。

星ナビ初の本格的な連載小説「オリオンと猫」3月号よりスタート

連載・読み物
2025/02/12
「パラサイト・イヴ」や「虹の天象儀」などの作品で知られる瀬名秀明さんが、「星ナビ」で小説の連載を始めました。星の文人・野尻抱影とその実弟で作家の大佛次郎を描きます。

宵空で急増光中、くじら座の変光星ミラ

2025/02/12
この春に極大を迎えると予想されている変光星、くじら座のミラが、この1週間で約1等級も明るくなってきた。観測条件はあまり良くないが、できる限り変化を追ってみたい。

クラシックなデザインのコンパクトなミラーレス「OM SYSTEM OM-3」新発売

2025/02/11
OMデジタルソリューションズが、ミラーレス一眼カメラ「OM SYSTEM OM-3」、高画質単焦点レンズ2点、小型の軽量超望遠ズームレンズ1点とテレコンバーターを同梱した限定セットを3月1日に発売。

原始惑星系円盤の横顔に見えた惑星の種の空間分布

2025/02/10
私たちから見てほぼ真横を向いている原始惑星系円盤をJWSTやアルマ望遠鏡などで高解像度観測した研究により、惑星の種となる微小粒子の分布などが明らかにされた。

小惑星ベンヌの試料からアミノ酸など多くの生体関連分子を検出

2025/02/06
小惑星ベンヌの試料から、アミノ酸や核酸塩基などの生体関連分子が多数検出された。

AIも月にうさぎを見る?なぜ人は月にうさぎを見た?

2025/02/05
AIが月の模様をどのように見立てるかを調べたところ、「うさぎ」とする確率は非常に低いことが示された。人の認識との違いは何か、どのように「月のうさぎ」が広まったのか、興味深い調査結果だ。

世界最高の夜空を配信、マウナケアで2台目のライブカメラ始動

2025/02/05
すばる望遠鏡に設置されている星空ライブカメラに続き、マウナケアで2つ目の星空ライブカメラがカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡に設置された。両カメラがとらえる景色や星空は、24時間YouTubeで配信されている。

2024年度日本天文学会各賞の受賞者発表 大越さん、大野さんら

2025/02/04
日本天文学会から2024年度の日本天文学会各賞の受賞者が発表された。超新星を初めて発見した大越英比古さんと大野眞一さんの2名などが天体発見賞を受賞している。